古風どころか、おしゃれで実用的!風呂敷の使い方とメリット。
旅行などの際に服をまとめるのに、風呂敷を使っています。こういう用途では、私は子どもの頃から風呂敷しか使ったことがありません。
しかし、圧縮袋や普通のビニール袋を使う人が多数派ではないかと思うし、スーツケースにそのまま入れる人も多いと思います。
そういうやり方もありながら、私がずっと風呂敷を使っているのは、「メリットしかない」と思っているから。私が思う風呂敷のメリットを紹介します。
私が使っている風呂敷
私が今持っている風呂敷は3枚。およそ66cm四方のサイズ。どれも、中高生の頃京都で買ったちりめんのものです。
3枚もあれば、かなり長期間の旅行でも対応できます。最近は荷物を減らそうと努めているので、数日の旅行なら1枚分で行けます。服がかさばる冬でも、2枚あれば大丈夫。
風呂敷にはいろんな素材がありますが、ちりめんは伸縮性が良いので、服をまとめるのには一番適しています。
保管方法は、使った後にはちょっと干してみたりしてから、畳んでタンスの中に入れているだけです。
使い方
和風の雑貨やさんなどでは、「ペットボトルホルダーになる」「ちょっとしたカバンにもなる」みたいな紹介もされていますが、私はそんな高度な使い方はしていません。旅行の際に、タオルや服をまとめて包むのに使っています。
一応やり方を説明してみると、
- 風呂敷を広げて、服を斜めにおく
- 風呂敷の横の角を逆側の下にぎゅっと入れ込む
- 余っている角が横に来るように向きを変えて、1回結ぶ
- ぎゅっとしながら90度回転させて結ぶ
文章で説明すると難しく見えるんですけど、10秒あればできます。
風呂敷のメリット
圧縮袋やビニール袋を引き合いに出しつつ、風呂敷の良さを挙げてみます。
好みの色・柄を使えば、旅行に向けてさらにテンションアップ!
素材も色も、いろんな種類がある風呂敷。そのデザイン性は、ビニール袋などにはないもの。お気に入りの色・柄の風呂敷を使えば、旅行に向けてさらに気分を上げられます。
いくら実用的でも、ダサいと思っていたら使い続けていなかったはず。今持っている風呂敷はどれも、色や柄はとても好きなものです。だからこの「気分が上がる」というのが、使い続けている一番の理由な気がします。
圧縮できる
風呂敷は、結ぶ時にぎゅっとまとめられるので、服を圧縮できます。旅行に使うカバン類の省スペースにもつながります。
圧縮といえば圧縮袋もありますが、空気抜くの地味に面倒ではありませんか?スキーウエアやダウンジャケットなどは、羽毛が空気を含んでいてかさばるし風呂敷では抑えきれないので圧縮袋が効果的ですが、他の種類の服は手間をかけて圧縮袋で圧縮するほどなのでしょうか?
この点、風呂敷は手軽にちょうど良いサイズにできるので、おすすめなんです。
服の量が違っても、1枚で対応できる
旅行によって持っていく服の量が違っても、風呂敷があれば、多くても少なくても対応できます。畳み方も変わらず、ただ余る布部分の量が変わるだけ。
ビニール袋と違って、音がしない
ビニール袋って、ガサガサと音がしますよね。袋をカバンなどから出し入れするときも、袋の中身を出し入れするときもうるさくなりがち。これって、地味にストレスだと思うんですよね。
風呂敷は、布なのでもちろん、音は全然しません。
古風どころか、現代においても実用的。
風呂敷を使っていると、「古風だね」「今時珍しい」みたいに言われることもあるのですが、私は風呂敷が古いものとは全く思っていません。だってこんなに便利で気に入って使っているから。だから逆に、「なんでみんな使ってないんだろう」と不思議なくらい。
これからも風呂敷を使い続けるし、仲間が増えてほしいな〜と思っています。