モロッコのプリンの素「FLAN JAPAN」の作り方。簡単に素朴なプリンができた!
先日のアラブコーヒーに続いて、だいぶ前にもらっていたアラブ土産をもう一つ発掘しておりました。モロッコのプリンの素「FLAN JAPAN」です。
flanとはプリンのことだそうで、アラビア語部分もアルファベットにすると、そのままflanと書いてあります。スペインで定番のデザートが、中南米やアメリカに伝わったようです。フランスだとまた少し違うものを指すようです。
そもそも、パッケージが超独特。日本っぽくもあるけど、中華っぽくもある。しかしなぜ日本とプリンが合体しているのか?日本風のプリンということ…?モロッコはフランスの保護領だったので、「フランスのflanとは違う」という意味合いなのでしょうか?
レシピを解読
箱を開けると、粉が入った袋が出てきます。表には箱とほぼ同じ絵、裏には作り方がフランス語とアラビア語で書いてあります(箱の側面にも小さく書いてありました)。
検索して出てきたブログの記事を読みつつ、またGoogle翻訳に頼ってみました。その結果がこちら。
つまり、レシピとしては
- 材料:FLAN JAPAN 1袋、牛乳500ml、砂糖大さじ2〜3杯
- 作り方
①材料を全て鍋に入れる
②混ぜ続けながら沸騰させ、3〜4分煮る
③容器に入れて冷蔵庫で冷やす
という感じかと。
作ってみた!
だいたい上のようなレシピながらも、他のブログを参考にしてちょっと工夫しました。
- 材料:牛乳400ml、砂糖大さじ2弱
味が薄いらしいとのことで、牛乳を少なめにしました。 - 容器に移す時、漉す
粉がダマになったり、泡だったりしてしまうとのことで。
作る時に開けた袋の中身はこんな感じでした。細かい黄色い粉です。
そして、煮ていると突然吹きこぼれそうになったり、すぐ底や側面に成分が固まってしまったりしました(ゼラチンかな?)。それをお玉でゴリゴリ削るようにしていると、謎にオレンジ色の塊ができたり…混ぜ続けることや濾すことは必須なよう。
完成!食べてみた
ガラスの容器に入れて一晩冷蔵庫で冷やしました。
色は、ちょっと薄めだけどプリンらしい黄色。
味は、「素朴な味」でした。素材の味が沁みました。あまり期待していなかったけど、優しい味で美味しかったです。モロッコのものだけど、味に異国感は全くなく、食べやすかったです。(JAPANだから?笑)
何口か食べて少し飽きたので、アイシング用シュガーとシナモン(ポルトガルのエッグタルトについてきたやつ)の余りがあったのでかけてみたら、結構合いました!それこそ、エッグタルトの中身のあっさり版とも言えるかも。カラメルもかけられたら、さらにプリンっぽくなりそう。
固さはちょっと柔らかめ?5〜10分常温で置いておくだけでもなんか表面が緩んできた感じがしたので、冷蔵庫から出してすぐ食べた方が良さそうです。
手軽に美味しく食べられた。
パッケージは怪しかったですが(笑)、簡単に作れたし、普通に美味しかったです。おやつとしてぴったりでした。
もしモロッコに旅行に行ってこれを見かけたら、買ってみてもいいかもと思えました。特別な材料もないので、もしもらったりしたら、ぜひお試しあれ。
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