ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

歯磨き粉を変えて1年。石鹸歯磨き粉を3種類使って今思うこと。

前回の記事では石鹸のことを書きましたが、石鹸を使い始めたのと同じ頃から、歯磨き粉も自分で選んで使うようになりました。今回は、今まで1年間で使ってきた歯磨き粉を振り返りたいと思います。

 

なぜ歯磨き粉を変えたのか

①体と環境に良くないと思ったから

今まで使ってきた歯磨き粉は家族と共用で、スーパーやドラッグストアで一般的に売られているものでした。

前回の記事でも書いたように、一般的に売られているシャンプー等の中にはラウリル硫酸などが入っており、洗浄力が高すぎるなど問題視されています。そのラウリル硫酸系の物質は、多くの歯磨き粉にも入っています。

▼扇情的なタイトルではあるけど、結構内容は当たっているのではないかと思うこちらの記事を参照しました。doclabo.jp

口の中に入れるもの(&飲み込んでしまったりなど、体内にも十分入りうるもの)なのに、人工的に作られた「飲み込むと有害」な物質が入っているという。

また、洗顔料や歯磨き粉に入っているスクラブ材として、プラスチック等でできたマイクロビーズというのがあるらしく、海の生物などが食べてしまうなどの問題があります。そのため、欧米諸国ではマイクロビーズの使用が禁止される動きが表立ってきています。www.theguardian.com

▼先ほど紹介した記事の前編にあたるもの。こちらは歯磨き粉の"ツブツブ"の正体について取り上げています。歯茎の間に"ツブツブ"が残っている写真はなかなか衝撃的、、doclabo.jp

これらのことは、「環境に良くない」とだけ言ってしまえば、正義感を振りかざしているように聞こえるかもしれません。だけど、私たちも"環境"の一部です。自分たちが何もしらずに有害なものを口にしているという直接的な形であれ、有害なものを食べてしまった魚を食べるという間接的な形であれ、「環境に良くない」ことは「自分たちの体に良くない」ことなのだと思います。

こういうことをちゃんと考えようと思うようになったのは、ピースボートでの出逢いがきっかけです。船上での企画でもフェアトレードやオーガニックとは?みたいな内容のものがあったのも大きいですが、この手の考えがいちばん腑に落ちたのは船で出逢った友人の言葉でした。

シャンプーなどでオーガニック製品を使っている子がいて、「そういうのってちょっと値段が高かったりするけど、そこはどう考えてるの?」と聞いたところ、「それは健康への投資やと思ってる」と言われ。ただ"正しいこと"だからやっているというだけじゃないんだな、自分のためになるんだな、と思えた瞬間でした。

 

②一人で手軽に変えられるから

以上のようなことを知って、自分が納得して使える歯磨き粉を探してみると、300円台で、合成界面活性剤を使っていない歯磨き粉が何種類か見つかりました。一般的なものは150円くらいだということを考えると倍の値段にはなるけれど、「このくらいなら自分でも買えるな」と思い、試してみることに。

 

この1年で使ってきた歯磨き粉

この1年で使ってきた歯磨き粉は、発泡剤に石鹸素地を使った「石鹸歯磨き粉」。石鹸素地が入っているからといって、石鹸のにおいや味がするわけではありません

東急ハンズでお手頃な値段で売っている3つの石鹸歯磨き粉を試してきたので、紹介します。

①シャボン玉 せっけんハミガキ(140g、380円+税:410円)

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シャボン玉 せっけんハミガキ 140g

シャボン玉 せっけんハミガキ 140g

 

これまで3種類使ってきたうちで、いちばん使いやすい歯磨き粉でした。ドラッグストアや総合スーパーで置いてあることも多く、そういう意味でも使いやすいです。

ミント味も一応するけど、マイルドで良かったです。マイルドさを重視するならこれが一番だと思います。これからはこれを継続して使うつもりです。

キャップ部分がぱかっと開く方式なのも、地味ながら使いやすいポイントです(他2つはくるくる回して開ける方式)。最後まで使い切れるよう、このキャップ部分は取り外しもできるそうです。

▼公式の専用サイトはこちらwww.shabon.com

 

②パックス石けんハミガキ(140g、350円+税) 
パックス石けんハミガキ 140g

パックス石けんハミガキ 140g

 

古風なパッケージのこちらを2つめに購入。使い始めのときは、なんだか人工的な、工場で作りました感のあるにおいにおえっとなりました、、すぐ慣れるけど、最初に感じた違和感が拭えないので、これからは使わないかな。

 

エスケー石鹸 ファミリーハミガキ(140g、378円+税)

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今使っているのがこちら。パッケージに「ミント」と書いてある通り、最初はミント味が強めに感じました。慣れてしまえば普通です。味の感じは一般的な歯磨き粉と近いので、味の面で一般的なものに不満がないならこれがいいかもしれません。

ファミリーハミガキ 140g

ファミリーハミガキ 140g

 

 

石鹸歯磨き粉を使うメリット

①味覚が変にならない

味覚を狂わせるような成分が入っていないので、歯磨きした直後でもふつうに飲食できます。

②ちゃんとブラッシングできる&爽快感もある

一般的な歯磨き粉は発泡剤や界面活性剤が強力で、泡立ちすぎていると思うようになりました。石鹸歯磨き粉は泡立ちすぎず、ちゃんと歯ブラシで歯を磨けている実感があります。

でも、ただブラッシングしたいだけなら歯磨き粉は不要なわけで。上記3つの歯磨き粉はしっかり爽快感もあり、すっきりします。

歯磨き粉を使わずに歯磨きをしている人もいるのは知っているので、歯磨き粉は必ずしも生活必需品とは言えません。なくて良いと思えるなら、身軽に暮らせるし節約にもなるので良いと思います。でも今のところ、私は歯磨き粉を使いたいと思っています。私は口の中をすっきりさせたくて歯磨きをしているからです。

 

自分で選んだ納得感を大事にしたい。

歯磨き粉に限らず、こうして自分で使う必要性を理解した上で、自分で納得して選択したものを使うということは、精神的にも良い効果をもたらしてくれている気がします。

今後、歯磨き粉を使う回数を減らしてみようかなと思っているし、ゆくゆくは使わなくてもいいと思える状態になったらいいなとは思っています。でも今のところはベストな選択に至れたかなという感じがあります。

この納得感を大事に、また他のものも、できるところから納得できるものを使えるようになっていきたいです。

 

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  • 上記でも、「ゆくゆくは使わなくてもいい」と書いていたわけですが、一旦歯磨き粉をやめた時期がありました。そのことを書いた記事がこちらです。

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  • 竹でできた歯ブラシを使っています。ぜひ多くの方に知ってほしい、超おすすめの歯ブラシです。

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