ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

ピースボート

欧米諸国で見た図書館と、映画「パブリック」で見た図書館から考える、今必要な図書館。

先日見た映画「パブリック 図書館の奇跡」では、日本とアメリカにおける図書館の役割の違いをとても感じました。 日本で「図書館」というと、「本があるところ」「本を読んだり借りたりできる」という印象がまず浮かぶと思います。それ以外にも、「飲食禁止…

世界の、洗濯物のある風景。

外国に行くとグッときてしまう景色があります。それは、洗濯物が干されている景色。 普段から、家のベランダで洗濯物が日差しに当たっている様子を眺めるのが好きです。日光によって乾いていっているであろう洗濯物を見ていると、日光という恵みを有効活用で…

「八十日間世界一周」(の解説文)を読んで、SNSとピースボートの船旅に思いをはせる。【感想録②】

先日紹介した小説、「八十日間世界一周」。本編の小説はもちろんのこと、文庫の最後に付随していた解説(by訳者・鈴木啓二)も、面白い指摘をしていて印象的でした。そのことに触れずに終わるのは消化不良な感じがあったので、解説部分の話と、私が思ったこ…

今まで行った世界の街・遠い場所ベスト5〜ピースボートのカリブ海周辺の旅路を振り返る〜

今週のお題「遠くへ行きたい」。これを見てふと、「私が今まで行った一番遠い場所ってどこだろう」と思いました。私は南半球は行ったことがないので、地球の反対側・南米も未踏です。となると、どこが一番遠いのか…? そこで、古びた地球儀と紐を使って、東…

「世界は背景にすぎない」不思議な世界一周。【「希望難民ご一行様」読書録②】

昨日の記事に続いて、「希望難民ご一行様」を読んで思ったことを。特に、共感してしまった点をあげたいと思います。 mizukifukui.hatenablog.com 「世界」は「背景」に過ぎない 帰国後の感覚 何のヒントもなく放り出される「クソゲー」の理不尽さ

ピースボート乗船経験者、3年半越しに「希望難民ご一行様」を読んでみた。【前編】

2016年8月〜11月に「ピースボート」で地球一周の船旅をして、3年半ほど経ちました。 mizukifukui.hatenablog.com 帰国・下船してしばらくは、ピースボートコミュニティの雰囲気をいろんな側面で引きずっていたけれど、最近はほとんど忘れ去っていました。 で…

3年越しに味わうジャマイカのコーヒー。ジャマイカでの思い出と今の私を重ねて。

最近牛乳を摂らないようにしていて、数ヶ月前からはコーヒーも何も入れずに飲むようになりました。それでコーヒーの苦味や酸味がわかるようになり、最近「自分の好みの味」がわかるようになってきました。 これまでは、「別に好きじゃないけど、カフェで注文…

ピースボートで1000人に読まれる新聞記事を書いていた話。

船旅は、基本的にインターネットがない生活になる。乗船者同士の連絡手段も、普段ならメールやLINEがあるだろうけど、船では使えない。部屋の番号を知らせ合って、部屋に電話するか、部屋を訪ねるかだ。 そんなアナログな船旅の運営に欠かせないのが、「船内…

「学びあふれる104日間」にするための、洋上での選択。

ピースボート第92回クルーズでは、初開催の洋上プログラム「Global Teachers College(グローバルティーチャーズカレッジ、GTC)」に参加した。乗る前は縁のないものだと思っていたプログラムだったけれど、船で受講を決め参加し始めてからは、これがない船…

自分の直感と可能性を信じたくて、私はピースボートに乗った。

世界一周に興味のなかった私が世界一周に出るまで。 ピースボートとの出逢いは2015年11月。それまで、「地球一周の船旅」のポスターは見かけていたけれど、「世界一周」に憧れたことがなかった(乗ってからもそうだった)私は、縁のないものだと思っていた。