バナナ、焼くだけで3倍美味しくなる。
久々に、料理関係の話を。と言っても、料理というほどでもないのですが。
以前からツイッターでフォローしている「断食の専門家」中村ひろきさんが紹介していて知った「焼きバナナ」。揚げバナナはシンガポールで食べて美味しかった記憶があったけど、ただ焼くという発想はありませんでした。
季節によりますが、私の家では今、平日の朝はバナナを3分の1本分食べています(3人家族なので、1本を3等分)。食材の買いだめや作り置きをあまりしない家なので、勝手に食べて良さそうなものが少ないのですが、バナナは大抵複数本あります。なので焼きバナナを試してみました。
焼きバナナの作り方
作り方は超簡単で、
- バナナを切る(私は輪切りにしていますが、もっと大きくても良さそう。ご自由に)
- フライパンに油(オリーブオイルがベター)を引いて弱火で熱する
- バナナを入れて弱火で焼く
- 適当なところで裏返す
- 透き通った色になり、とろみが出てきたらお皿へ
焦がさず弱火で焼くことでオリゴ糖(便通が良くなる)が増えるそうですが、油や火加減のせいかやや焦げ目がつきました。でも、その焦げ目もキャラメルのようで美味しそう。
詳しくは、中村ひろきさんのインスタグラムでどうぞ。
焼くだけで、驚きの甘さ!
食べてびっくりしたのは、甘さ。一口食べて「ええええ!あまっ!」とびっくり。
バナナを焼いただけで、砂糖など甘みを加えることは一切していないのに、普通のバナナの3倍は甘くなっていました。確かに、ブラウニーに入れたバナナも熱されて甘くなっていたけど、お菓子の一部のアクセントとして食べるよりも、やはりバナナのみで食べた方が甘みのパンチがあります。そして、これだけ甘いのに、くどさは感じさせずコクがある。この驚きは、もはや感動でした。笑
これまで生でしか食べてこなかったことを後悔するレベルです。「バナナのポテンシャルを引き出せていなかった…ごめんよバナナ…」となぜか謝りたくなる気持ちにさえなりました。
おやつにぴったり、焼きバナナ。
5分くらいあれば作れるし、甘さの刺激があるので満足感も半端ない。かさは減るけどバナナ1本分食べれば腹持ちもする。おやつに最適です。子どもでも、自分で作って食べれるので良さそう。
熱することでトロトロになるので、熟しすぎたバナナの消費にも良いと思います。熟したバナナを焼いて溶け出した液もまた甘くてコクがあって美味しいんです。グジュっとした感触が嫌いでなければ、本当におすすめ。
私もこれから、熟し加減や火の通し方など、より美味しい焼きバナナを追求したいと思います。ぜひお試しあれ。