ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

五感で感動のコーヒー体験ができる、横浜・伊勢佐木町の珈琲屋「まめや本舗」のすすめ。

横浜市内に、大好きなカフェがあります。横浜近郊の方にはぜひ行ってほしいし、遠方の人でも横浜に来たら1度行ってみてほしいレベル。いつも感動と癒しをくれる「まめや」の魅力を私なりにご紹介します。

www.coffee-mameya.co.jp

 

珈琲焙煎問屋 まめや本舗本店 基本情報

場所

京急線黄金町駅と地下鉄・阪東橋駅から各5分ほど。関内駅周辺から1km以上、幅や雰囲気を変えつつ続く商店街「イセザキモール」にあるコーヒー屋さんです。(ちなみに関内駅側には、ゆずが昔路上ライブをしていた場所があります。)

周囲には昔ながらの喫茶店や古本屋が多く、なかなか味がある雰囲気。外国出身の住民も多そうで、インド出身っぽい人がやっている食料品店も見かけました。そしてイセザキモールの通りから1本横道に入ると18禁の店が多いというカオス感。下町感があるので、一人で闊歩する分には結構好きなエリアです。

ミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」がすぐ近くで、半券を見せると5%オフというサービスもあります。また、もう一つのミニシアター「横浜シネマリン」も徒歩10分ほど。映画を観た後、まめやで感想をまとめながらコーヒーを飲むのが好きなのです。

 

営業時間
  • 月〜木 10:00〜19:00
  • 金〜日 10:00〜20:00

こぢんまりやっている良い感じのカフェって、夕方に閉まることが多くて残念だったりするので、夜まで開けてくれているのは助かります。

 

メニュー

“珈琲焙煎問屋”なので、コーヒー豆を売っているのはもちろん、カフェとしても素晴らしいです。豆を買っていく人とカフェ利用をしていく人は半々くらいの印象(どちらもの人も結構います)。

コーヒー以外にも抹茶オレやジュースもあり、ケーキやコーヒーゼリーもあります。おかげで、コーヒーが全く飲めない人(子どもや、アレルギーのある人)も連れて行けます。

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カフェメニューはこんな感じ。

そこまで頻繁に行けないので試したことのないメニューもたくさんありますが、私は大体ブレンドコーヒーを飲んでいます。豆を買ったこともないですが、今度買ってみたいです。

 

まめやの好きなところ

このお店の素晴らしいところは、飲み物だけで「五感で感動できる」というところだと思っています。飲み物というより、嗜好品という言葉がぴったり。飲むこと自体が「体験」なのです。そのことを中心に、「まめや」の好きなところを語らせてもらいます。

 

透き通った味、染み渡る感覚。ブラック一択。

まめやのコーヒーの一番の魅力は、一口目の胸全体に染み渡る感覚。温泉の湯に浸かった時や、川遊びで水を浴びた時の感覚をいつも思い出すんです。違う種類のコーヒーでも、変わらずこの感覚はあるので、やはり焙煎が違うんでしょう。

そしてもう一つのこだわりは、まめや本舗独自の焙煎機「まめ吉くん」(特許取得)にあります。「まめ吉くん」は無煙燃焼方式の直火小型焙煎機で、焙煎した煙が珈琲豆に付着するのを防ぎ、スッキリとした味に仕上げます。

珈琲焙煎問屋 まめや本舗 本店より 

雑味の全くない透き通った味が、病みつきになるこの感覚をもたらしているんだと思います。飲み物を飲むだけでこんなことがあるんだなあと、毎回感動しています。

口に入れた瞬間、ハッとする。染み渡る感覚を味わう。いつもは使わずに生きてしまえてる体の感覚や心を揺さぶられ、「生きてる…!!」と感じることさえあります。自分の雑念も吹き飛ばされ、地に足がつく感覚。

いま私は牛乳や糖分を避けているのでコーヒーはブラックで飲みますが、この習慣を始める前も、ここのコーヒーはブラックで飲んでいました。牛乳をつけてもらっても、一口目にブラックで飲んで感動して、そのまま牛乳を入れるタイミングを失う、ということが何度かありました(笑)なのでブラック一択です。やはり、透き通った味を楽しむにはそのままが一番。コーヒーが苦手な人でも、一度ぜひブラックで飲んでほしいです。他のコーヒーとは別物なので。1日余韻に浸れます。

 

コーヒーの香りに包まれて、深呼吸したくなる。

焙煎を店内の見えるところでしているので、コーヒーの匂いも店内に染み込んでいます。特に豆の注文が入った時は、焙煎の匂いが充満。しばらく居ると、服やかばんにもコーヒーの匂いが付きます。まめやではいつも、しばらく目をつむってひたすら匂いを楽しみたくなります。

そしてコーヒーを飲んだ時も、香りがとても抜けるので、森の中にいるような感覚にもなります。もしかして、コーヒー豆が育った森を感じているんでしょうか…普段心底一息つける場所ってなかなかないし、自然も周りにないけれど、まめやに行くといつも深呼吸したくなるんです。不思議。

 

豆は注文受けてから焙煎。風情のある音。

また、焙煎の音も素敵なのです。豆の注文が入ってから生豆を焙煎してくれます。豆が回ったり移されたりするときの、カラカラカラ、サァーという音はなんだか風情さえ感じます。

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左の、上に囲いがあるところで焙煎しています。

 

サイズ感がちょうどよい。

私が好きなカフェの条件として、サイズ感があります。狭すぎても広すぎても居心地が悪い。店内を全て見渡せる間取りの、20人ちょい入れる店が好きです。

まめやの店内は、長テーブルが2つ(各6人がけくらい)と、カウンターや丸テーブルを合わせて、25人分くらいの席があります。私が行くときはいつもちょうどいい人口密度で、とても居心地がいいです。

 

長居できる、ゆったりとした雰囲気。友達とでも一人でもOK。

私が好きなカフェの条件のもう一つが、雑誌や新聞を置いてくれていること。まめやはこの点どちらも置いてくれていて、とても嬉しいです。情報を取り入れる場所というのは、昔ながらのカフェの立ち位置でもあると思うし、「ゆっくりしていってね」というメッセージを感じるのです。

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比較的静かでゆったりした雰囲気ですが、友達と来て談笑するもよし、一人で来てぼーっとしても、読み物書き物をするのもよし(まあ、テーブルは低めにしてあるのであまり適してはいませんが)。夕方だと、犬の散歩の途中で寄る地元の常連の方が多いです(店内にも犬が入れるという点が、犬嫌いとしては唯一しんどいのですが…)。

 

内装も良い。

木の質感を生かした長テーブルも良いし、壁が黒板のような緑色なのもめちゃ好み。照明も昔ながらの明るすぎない暖かい色合いがメイン。おかげで味もよくわかる気がします。

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カウンターはこんな感じ。


まとめ:これからも、素晴らしいお店が続きますように。

海沿いの風光明媚なエリアや、横浜駅関内駅などの中心部からも少し離れていますが、行く価値はあります。「好きすぎて本当は教えたくない」「でも伝えたい、知ってほしい」という思いの狭間で、つらつら書いてみました。

こういうお店が近場にあるだけで、気持ちが豊かになりますね。ありがたいことです。これからも利用させていただきます。そして、近々ここで豆も買って、まめやの何が特別なのか自分なりに追求してみたいと思います。