ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

小学生のときから大学ラグビーを見ていた私にとってのW杯。ラグビーはずっとハラハラドキドキで楽しい!

ラグビーのワールドカップが日本で開催されていて、昨日は強豪アイルランドに日本が勝つという大金星をあげました。ニュースなどでもそれなりに取り上げられているので、結構盛り上がっている印象です。でも一方で、ラグビーなんて見たことない、ルール全然わからない、という人も多いと思います。

私は、子どものときからラグビー観戦には親しんできた方だと思います。と言っても熱心なファンでは全くなく、前回のW杯で日本が大金星というのも、ニュースで見て「へ〜」という程度でした。それでも、今回は日本開催というのもあってテレビで試合をやっているときはどこの試合でも大抵見ています。

そんな私の、ラグビーの思い出と、今思うラグビーの面白さを、良い機会なので残しておこうと思います。

 

ラグビー=お正月。大学ラグビーと父、と私

今回W杯をテレビで見て、まず連想したのは「お正月の音・景色だ」ということ。テレビでラグビーを見ていることも、審判の笛の音も、私にとってはお正月の風物詩でした。笛の音を聞いたら、今が真冬のような気がするほどに。

というのも、大学ラグビーの大会が毎年1月にあり、三が日のうちから準決勝があります。そしてそれを父がよく見に行ったり、テレビで観戦したりしていたのです。当時連続で優勝したりしていた強豪の、母校のチームを見るために。

昔は1月2日に、父方のおばあちゃんちに行っていました。私の両親はどちらも都内出身なので、家族で朝からおばあちゃんちに行ったあと、母と私は残り、父は一人で都心にラグビー観戦に出かけていくというのが、私が小学生の頃は定番でした。なので、のちに夕方に向けて集合してくる親戚にはいつも「お父さんはまたラグビー行ったの?」と聞かれていました。

一度父と一緒に、現地に観戦しに行ったこともありました。それまで会ったことのない、父の学生時代の友人に会ったりもして。普段人との交流を好まない/苦手な父だだから、「お父さんに友達がいる」ということに不思議な感じがしていたのを覚えています。

また、確か違う季節の大会に、家族で見に行ったこともありました。父の母校と母の母校が対決する試合で、私はどっちにつこうか迷ったりしながら、楽しく観戦した覚えがあります。

現地の観戦でなくても、お正月を始め、テレビで大学ラグビーを見ることはそれなりにありました。私の歳が上がって、学校生活に忙しくなった頃には、父の母校のチームは優勝争いをするほどではなくなってしまいました。だから私がテレビ観戦することも減ったし、父は現地観戦には行かなくなりました。

だから今回のW杯までラグビーには少し距離ができていたけど、その分、私の小さい頃の「古き良き時代」みたいなものの思い出にもなっています。当時なりに辛いことはありつつ、それなりに無邪気だったあの頃。何も考えず、親とも何でも話せていたあの頃。今よりは親戚との付き合いもあった頃。

他に現地観戦したことがあるスポーツって野球くらいだし、そういう意味でも、ラグビーには割と親しんできたんだよなあということを、今回改めて思わされています。

 

ラグビーはサッカーより見所が多くて良い!

そんな、小さい頃の思い出の片隅にあったラグビー。久々に見てみると、ずっとハラハラドキドキさせられる、見ていて楽しいスポーツだと、魅力を再発見しています

ラグビーと同じくフィールドで行う球技という点で、サッカーがよく比較されるかと思うのですが、私としては「ラグビーの方が見所がたくさんある」と思っています。サッカーも引き合いに出しつつ、その見所を挙げてみます。

 

点が入るチャンスが多い

サッカーは純粋にゴールのみで点が入ります。プレーの中でのゴールか、PKか。

ラグビーの主な得点チャンスは

  • トライ(5点):敵陣のポールがあるラインより奥の地面に、ボールをつける
  • コンバージョンゴール(2点):トライのあと、PKのようにボールをキック。ポールの間に入れば成功。
  • ペナルティゴール(3点)

とちょっと多いです。トライで5点入り、その後行うキックでも点を追加するチャンスがある。あと何なら、プレーの流れの中でゴールのみを狙うことも可能(ドロップゴール)。だから点が入るドキドキが多いのです。

そして、サッカーの試合中に決まるゴールは、両チーム合わせて5点も行けば多い方かと思います。一方ラグビーは展開によっては大量得点がありうるので、点が入る楽しみも多いです。例えば9/28の南アフリカ-ナミビア(57-3)の試合では、南アフリカ9トライ決めています。

 

前に進みたいのに、前にボールを投げられない→走り抜けるorパス回しが決まった時の快感!

トライを決めるには、敵陣の奥に行かなければいけません。なのでもちろん前に進みたいわけですが、ラグビーでは前にパスができません。前にボールを落としたりノックオン、前にパスをした場合(スローフォワード)は反則となります。

したがって、パスをするなら後ろ。後ろに向けてパスができるよう横にラインを作りつつ、そのラインをキープしたまま皆で前に走ることで前進するのです。パスをつなげていくなら、徹底したチームワークが必要。パス回しが綺麗に決まった時の快感と言ったらもう。

そして、大きく前進するもう一手が「ボールを持って走り抜ける」こと。昨日の日本-アイルランド戦も最後ゴール一歩手前まで福岡選手が独走し、この試合一番熱くなってしまいましたw うまく守備の間をついて、走り込んでパスを受けられればああいうプレーができます。

また、前にキックをして前進する方法もあります。この場合は、落ちてきたボールをどっちが取るのかというハラハラドキドキにつながります。

 

モールやラックで毎回ハラハラドキドキ。

ボールの周りに選手が密集してごちゃごちゃする(笑)「モール」や「ラック」という展開。ラグビーではとても頻繁に起こる展開です。

そんな時、ボールがいつどこに出てくるのか?次はどこにボールが回るか?もしかしたら中でボールが奪い奪われ攻守交代か?と、毎回ハラハラドキドキさせられるのです。

ちなみに、ボールを持った選手がタックルを受けて倒れたら、ボールは抱えたままにせず手放さなければいけません(反則すると、ノットリリースザボール)。ボールを手放そうとするのを敵が妨害するのも反則です(オーバーザトップ)。ボールが出てこなかったら試合が進まないですもんね。

 

ジリジリ進むから、目が離せない!

そして、このような展開によって「ジリジリ進んでいく」ことが多いので熱くなるし、目が離せないのです。特にゴールライン5m前後での攻防はハラハラドキドキします。

サッカーだと、ゴール付近のせったプレーでないと熱くなれなかったり、中だるみのような時間や後方でパス回ししている時間(日本代表がよくやるやつw)など、見ていて集中力が途切れる時間もあります。ラグビーにはそれがないので、40分×2の80分間、ずっと手に汗握って見ていられるのです

 

荒っぽくみえるけどルールは厳守

タックルやスクラムなど、いかつい見かけの選手が取っ組み合いをするので荒っぽく見えますが、ルールは厳しく守られている印象です。

特に、先ほども書いたモール等の中でボールを手放さなければいけないルールはしっかり守られている印象で、倒れた選手がボールに固執せずしっかりと外にボールを置く様は、なんだかいじらしくてしおらしい気さえしています(笑)

メディアには、試合が終われば敵味方関係なく健闘を称え合う「ノーサイド」の精神がよく取り上げられていますが、それはサッカーなどもだいたい同じじゃない?と思って見ています。

また、全身を使うスポーツだからこそ、試合中でも脳しんとうの疑いがある選手はチェックをするし、選手の体の為にもW杯は余裕のある日程で進められます。そういう点も好感が持てます。

 

ルールが十分わからなくても、楽しめてます。

これだけ書いている私でも、ルールはおそらく半分〜3分の2くらいしかわかっていません。試合を見ていても「何が起きてるんだ」「なんでこうなってるんだ」みたいな展開は多いです。それでも、観戦を十分楽しめています。

ラグビーはルールが複雑とか難しいとか言われがちですが、私はそんなに言うほどではないと思います。ルールが色々あるのは、他のスポーツでも一緒だと思う。そして、主なルールを抑えていれば楽しめるのも、見ていればなんとなくわかってくるのも、他のスポーツと一緒

なのでこれまでラグビーに馴染みのなかった人たちも、身構えずなんとなく見てみても楽しめるのではないでしょうか?

ルールはこちらを参考にしました↓

www.jsports.co.jp

ついでに昨日の試合のハイライトも貼っておきます。

youtu.be

 

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