ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

神奈川県庁と日本大通りで楽しむ秋の横浜。日本大通りアートコンプレックス2019とその他イベントを見てきた。

先日、横浜市内の神奈川県庁とその周辺で行われたイベント「日本大通りアートコンプレックス2019」を見てきました。↓このパンフレットに載っているいくつかのイベントが合わさったものです。

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詳しくはこちら:日本大通りアートコンプレックス2019

横浜が160年ほど前に開港して以降、町の中心として銀行や行政等の施設が多く置かれた日本大通り(にほんおおどおり。時々間違われますが日本大学ではありません…)エリアは、広々とした通りや重厚な建築物が残っていて、昔からとても好きな場所です。そんなエリアの雰囲気とイベントの様子を紹介します。

 

神奈川県庁に入れる&イベントも多々!神奈川 伝統・映像アートウォーク

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エリアの代表的建築物である神奈川県庁(本庁舎)は、関東大震災で崩れた先代の建物に代わり1928年に建てられた4代目の建物が今でも使われています。「華麗なる一族」などドラマの撮影でも使われているようです。階段や大会議場のデザインはとても重厚で、日本らしさも西洋らしさもちょうどよくミックスされている感じ。

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大会議場の天井も豪華です。

また、現役で使われている知事室も見学できました。知事の椅子に本人のパネルが置いてあったり、知事が書いた大きな書道作品が飾られていたりと、面白かったです。笑

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知事室は入口から見学できます。

最近復元されたらしい、儀式用の部屋・正庁(4階)も見学できました。あと、私は前行ったことがあるので今回は行きませんでしたが、県庁の屋上へ登ると港が一望できてとても気持ち良いです。

そんな県庁の無料公開は時々行われているそうで、次は11/10にあります。最近国の重要指定文化財にもなった建築物を無料で見学できるということで、週末のお出かけ先としてもおすすめです。

www.pref.kanagawa.jp


県庁を見学できるだけでも楽しいのですが、イベントの一部「神奈川 伝統・映像アートウォーク」として、日本の伝統芸能のパフォーマンスや横浜を舞台にしたアニメーションの上映などがありました。

3階にある旧貴賓室・現応接室(建てられた昭和3年当時、国のトップであり“神”であった昭和天皇を迎えるために設えられたVIPルーム)では、明治期に外国人から注文を受けたりして、横浜から輸出された寄木細工や漆器のコレクションの展示がありました。個人の方の膨大なコレクションの一部ということですが、収集に一体いくらかかっているのか、、

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明治20年頃作られたという「ライティングビューロー」。

とても大きいのに細かい細工が施された豪華絢爛な家具ながら、和風でもある。そのものがこれまで経てきた時間や空間も感じて、圧倒されました。部屋の雰囲気と、展示された洋風な家具がとても合っていて素敵でした。

部屋自体も随所にこだわりがあって見応えがあります。県庁の公開の時にはボランティアガイドさんの案内などもあるようなので、ぜひ見てみてください。

あとは寄木細工や生け花のワークショップがあったり、浮世絵(のコピー?)の展示があったりしました。

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浮世絵アートウィーク

県庁の前の通りでは、夜(17〜24時)「浮世絵アートウィーク」というイベントが11/3まで開催中です。

浮世絵と現代のデジタル技術が合わさったナイトイベント。道や、設置された画面に動く浮世絵が映し出されていました。

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夜は普段落ち着いているエリアだとは思いますが、赤い提灯が並んでなんだか妖艶な雰囲気になっていました。笑

 

日本大通りでまさかの流鏑馬

近場だと鎌倉の流鏑馬が有名らしいですが、今回は日本大通り流鏑馬が開催されました。

コンクリートの道なのに大丈夫なの?!と思っていたら、県庁前の通りが歩行者天国になり、道路の一部に木枠を組んで土が敷かれていました。

県庁前を順番に走り抜ける5頭ほどの馬。県庁の正面に立てられた的に矢を行っていました。遠目にちらっと見ただけですが、なんとも不思議な光景でした。笑

 

日本大通り歩行者天国に!同時開催のイベントも賑わう

また、流鏑馬が行われたのは「ラグビーワールドカップの開催を記念して」ということだったらしく、ワールドカップのインフォメーションテントも立っていました。大会の公式球を触れたり、パネルで写真を撮れるようになっていたり。足を止める人も結構多かったように思います。

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そして県庁前以外の日本大通り歩行者天国になっていて、「よこはま技能まつり」なるものが行われていました。横浜市内の様々な事業者組合がテントを出しているようで、ものづくりの体験や販売が行われたり、飲食屋台やライブパフォーマンスがあったり。天気もよかったし賑わっていました。

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私は石臼で豆を挽いたコーヒーを楽しみました。

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天気にも恵まれ、朗らかでとてもよい雰囲気の大通りになっていました。こういうイベントができるのも、広々とした通りのおかげです。

 

ハマっ子おすすめの、お出かけスポットです。

歴史を感じられるし、すっきりとした街並みと港の風景を楽しめる日本大通りエリアは、他の町とは一線を画している凛とした雰囲気があって大好きです。ごちゃごちゃした町や味のない町ばかりな日常を離れられる気がして、時々行きたくなる場所。遠方から横浜に来た友人を案内するときにも、確実に通るようにしてます。

こうしたイベントも時々開催されているし、これからは銀杏が綺麗な時期。横浜近郊の方はもちろん、遠方から来る方も、ぜひ行ってみてください。

ちなみに地図だとこの辺。みなとみらい線日本大通り駅からすぐ、JR・地下鉄関内駅から徒歩10分ほどです。↓

 

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