ゴミ拾いは自分のためにもなる！一人でゴミ拾いをしてわかったこと。

前からやりたいと思っていた「ゴミ拾い」。30分くらい歩いて、目についたものを拾っただけですが、いろんな意味で収穫がありました。

道端のゴミを見てちくっとする気持ち。

道端に落ちているゴミ、時々目に付くことがあると思います。私はそういうゴミによく目が行くし、２つの意味で胸がちくっとするな〜と最近思うようになりました。

１つ目は、単純に「あるべきでない場所にゴミがある」こと、そして同時に「道にゴミを捨てる人がいること」について。見かけももちろん汚いのは嫌だし、ちゃんと分別して捨てれば資源になるものもあるのに…といつも思います。

２つ目は、「そういうゴミを目にしておきながら、拾ったりしない自分」について。見て見ぬ振りをしている自分が嫌だなと思うようになりました。「拾ったところで、そのあとどうすれば良いんだろう」と思っていたけど、そうやって見過ごすのも、ポイ捨てに加担しちゃってるんだよな〜と。

何事もできるだけ自分ごとにしたいから、町のゴミにもアプローチしたい。あと、「本当はこうしたい」という気持ちを実践に移す、自分に正直になる練習のためにも、ゴミ拾いなら実践しやすそうだなと思っていました。

そして、燃えるゴミの日を出す前日にやれば、拾ったゴミをすぐ出せる！と思って、行ってきました。

いざゴミ拾い！

夕方の30分間ほど、家の近くを歩いて目についたゴミを拾いました。有料道路の高架付近が前から気になっていたので行ってみると、いろんなゴミが落ちておりました。その周辺を中心に拾ったゴミはこのくらいになりました。

持っていった袋（左）１枚分にはなったし、途中拾った袋（右）にも少し他のゴミを入れて持ち帰ってきました。

〜〜これから中身の写真もあるのでご了承ください〜〜

多かったゴミの種類

拾ったものはこんな感じ。お風呂場で広げてみました。

では、多かったゴミの種類をいくつか紹介します。

タバコの吸い殻

ほんとどこにでも落ちてるレベル。30分間で、拾ったり拾わなかったりもしたのに、これだけ集まっています。私はいわば“嫌煙家”なので、拾ったゴミの分別をしていたらヤニ臭さにやられかけました。

喫煙する人皆マナーが悪いわけではないとわかってはいつつも、これだけ吸い殻拾うと「喫煙者はマナーが悪い」と思いたくもなる。

ティッシュ系

ティッシュ系も多かったです。私はティッシュほぼ使わないし、出先で使ってもゴミは持って帰ってくるので、こうやって捨てる人もいるんだなあと思いました。
 

プラスチックの包装

プラ系も多かった。書かれている商品名などは、ほぼコンビニで買えそうなものでした。

コンビニのビニール袋も5枚ほど拾ったし、ホットスナックが入っていたと思われる紙の袋？もいくつか拾いました。コンビニで食べ物を買う→道すがら食べる→食べ終わったらゴミはポイ という人が結構いるのかも。

レシート

レシートも5枚ほど拾いました。ぐしゃっとなっているものばかりで、「ポケットに入れる→何か出したついでに落ちる」とか、「とりあえずもらったけど要らないからポイ」みたいな感じなんでしょうか。

私はレシートの情報を登録してポイントをもらうアプリをいくつか使っています。だからレシートは有益でもあるし、逆に言えば、情報として取り扱いに気をつけた方が良いものでもあります。

面白いゴミ４選

あと、個人的に「面白いゴミ」だと思ったものを４つご紹介。

宮崎マンゴーラングドシャ

これ去年宮崎行った時に買いました。驚きと懐かしさと。笑「お土産でもらった→歩きながら食べる→ポイ」とかかな〜。

手持ち花火

公園の近くだったので、きっとここでやったんだろうな…でもいつかな…数ヶ月前だろうな…

えのき茸の包装

買ってすぐ食べられるものの袋ならたくさん落ちてたし、理解もできるんだけど、えのき茸って。笑 プラゴミをまとめた袋から落ちたとかですかね？風強かったし。

牛乳石鹸の箱

これもえのき茸と同じく、「なんでw」って感じ。外に落ちる類のものではない。

ゴミ拾いをして思ったこと

運動・散歩の口実になる。

私は普段、特に運動はしていません。節約も兼ねて２駅分ほど歩くことが月数回あるくらいです。あとは日々の移動で歩いたり、時々腹筋30回やったり。

運動以外の目的もなくジョギングしたりとかは、私にとっては全然楽しくないし、昔やってみても続きませんでした。ジムなどでお金をかけて運動するのも抵抗があります。

だけどゴミ拾いなら、ついでに散歩にもなる！ということを発見。そしてゴミを拾う動作（しゃがんだり立ったりを繰り返す）が、地味に太ももに来るという。定期的に続けたら足腰鍛えられそうだし、体力もつきそうです。

拾うこと自体は嫌だけど、気分は良い！

土や葉っぱがついたり、なんか濡れたりしているゴミを拾うのは、確かに嫌ではあります。「うえ〜汚い」と思うこともありました。

だけどそれ以上に、これまで「見て見ぬ振り」をしてちょっとした罪悪感を覚えていたから、その分「“自分が良いと思える自分”でいられる気持ちよさ」がありました。

そして意外とたくさんのゴミを拾えたことで、達成感もありました。

まとめ：ゴミ拾いは自分のためにもなる！

こう振り返ってみると、「ゴミ拾いは自分のためにもなるんだな」と思いました。そしてついでに、地域のため、良い環境のためにもなる、はず。

「自分が住む場所を、綺麗に保つ」という意識を、家だけでなく地域全体にも持っていたいなと改めて思いました。今度は近所のまた違うエリアでもゴミ拾いをしてみたいと思います。