ゴミ拾いで拾った、価値のあるもの。/日頃から、汚くないのをちょっとだけ拾うのも大いにあり。
先月から、出来る時にゴミ拾いをするようになりました。時間のある時に、散歩をかねて出かけるのは今日で3回目。天気の具合(前日も当日も雨降ってない)やゴミ収集の曜日を鑑みると、週1回くらいの頻度になります。
しかしこの1週間くらいで、どこかから帰宅する時にも、目立つゴミや翌日収集がある種類のゴミを少しだけ拾って帰ってくるようにもしてみました。
そんな気軽なゴミ拾いで気づいたことと、それで拾った「価値のあるもの」を書いてみます。
拾った、価値のあるもの
新聞
先日地元のカフェに出かけようと歩いていたら、歩道横の植え込みの茂みの上に、新聞がありました。日付は前日のもの。
そこに置かれてそれほど時間も経っていなさそうだし、茂みの上にポンと着地しただけのようで、全く汚れていませんでした。手にとって開いてみると、ほぼ読んだ形跡もなく、折り込みチラシも入っていました。
私はカフェなどの飲食店で新聞が置いてあると、読みたくなります。普段家で取っていない新聞だとなおさら。いろんな文章を読むのが好きなのもあるし、「カフェで新聞を読む女」という状況に浸るのがなんか好きなのです。
拾ったこの新聞は本当に綺麗な状態だったので、「なんでこんな状態でここにあったんだろう」と不思議に思いつつも、このまま放置しても汚れたりするだけだと思ったので、そのままカフェに持って行って読みました。笑
家では取ってない新聞なのもあって、前日のものでも全く問題なく楽しめました。おかげで、カフェで良い時間を過ごせました。
ベルマーク付きのパッケージ
ベルマークとは、学校などの教育関係施設の設備などの寄付に繋がるもので、協賛している会社の商品パッケージなどに印刷されています。それを各自切り取って学校で集めて、集まった点数によって備品を購入できたりします。
私は小学生の頃4年間「ベルマーク委員」なるものをしていたのもあって、見つけると「おお!」と嬉しくなります。
ベルマークを手作業で仕分ける面倒さなどから今はやや下火になっているようですが、今でも地元の図書館には、近くの小学校のベルマークを集める箱が置いてあります。なので小学校を卒業した後でも、ベルマークがあったら切り取っておくのが習慣になっています。
で、最近ゴミ拾いをしていると、ベルマークのついたパッケージも拾うことがありました。ファミリーマートのおにぎりのパッケージみたいです。
些細な額ではありますが、せっかくなのでこうして切り取ってみています。
汚くないのをちょっとだけ、でもだいぶ違う。
最近は、小さいコンビニの袋(これも拾ったものだったりする)をカバンに入れておいて、帰宅する道中で「拾いたいゴミ」があったら拾ってみる、ということをしています。
「拾いたいゴミ」って何だよ!と思われるかもしれませんが、普通にゴミ拾いをしていても「気軽に拾えるゴミ」と「嫌なゴミ」があります。
茂みに落ちていて、雨で濡れていたり土汚れがひどいものは、ゴミ拾いは自分からしていると言えども、「ああ…見てしまった…」という気分になります。拾った後も、土や葉っぱを出来るだけ落としたりするのも面倒だし、どんな素材であろうとリサイクルに回すのは難しそうな状態になっているのも心苦しい。これが「嫌なゴミ」です。落ちてからしばらく日が経つとこうなりがち。
一方、きっと落ちてから時間が経っておらず、目立つ汚れのないパッケージなどは、「気軽に拾えるゴミ」です。これは拾った後も特段嫌な思いをしないので、帰宅途中に拾うのにもぴったり。積極的に「拾いたいゴミ」です。
先日、そんな「拾いたいゴミ」だけを拾いながら帰ってきたら、こんな具合になりました。
意外と量がかさみました。「汚いのは嫌」「明日プラごみ回収だからプラゴミだけ」と思っていましたが、意外と拾えるものがありました。
だから、がっつりゴミ拾いなどはできなくても、「拾いたいものだけ拾う」人がちょっとでもいたらだいぶ町に落ちてるゴミも減る気がしました。
今日はこんなところで。
関連記事