ショートニングを冷蔵庫で15年間放置した結果…プラスチック臭がすごい。
最近、食べ物類の整理整頓にハマっていて、地味に懸案だったものに手をつけました。それは、お菓子やパン作りに使う、マーガリン等の仲間「ショートニング」。私が小学生の時にパン作りに使って以来、冷蔵庫の隅に鎮座していました。
賞味期限が2004年頭であることから、確実に丸15年は経っています…。心なしか、パッケージデザインに古めかしさを感じます。
冷蔵庫で視界に入るたび、「ああ、あるなあ…」「今は中身はどうなってるんだろう(怖くて開けられない)」という気持ちがあったので、今回思い切って手を出しました。1回使った後は、少なくとも私は手を触れていないし、多分他の家族も触ってないと思うので、15年ぶりに御開帳です。
まずパッケージを手にとったときの印象は、「固い」。入れ物がしっかりしているからか、中身が固くなったせいか、元々あったであろう柔らかさは全く感じません。
開けてみたところ、見かけはこんな感じです。どん!
当然ながら、白い。そして何よりも、プラスチック臭がすごい。これは何に由来するんだろう?冷蔵庫?容器?それともショートニングそのもの??とにかく、食べ物とは思えない臭いです。子どもの頃遊んでいた、硬質プラスチックのブロックを思い出す…。
触ってみても、ちょっとペトッとするくらいで、形は変わらず。しかし丸1日常温に置いたあと、フォークで削ってみたら、意外とそれなりに削れました。
ショートニングには馴染みがないし、使ったときのことも覚えていませんが、こうして見るとマーガリンに近いというのも納得。だけど、臭いがやばすぎて、口に入れる気には全くなりません…。
お菓子作りとかって、普段使わないものが必要になりがちですよね。今回キッチン周りを漁っていたら10年前の粉砂糖なんかも出てきたし、クッキー型とかも普段は使わない。
こうして余らせてしまうよりは、
- 普段から使うもの、他の料理に使いやすいもので代用
- 使い切れるように、それを使ういろんなものを連続して作ってみる
- 買う量をできるだけ少なくする
- 今ある量や置き場所を把握して、重複して買わないようにする
などの工夫をしたいものです。
今回のショートニングに関しては、質も汎用性もバターの方が良かったと思います。パッケージにも、「バターやマーガリンと同様にお使いください」って書いてあるし。今の私がショートニングを買おうとしてこう書いてあったら、「じゃあバターにしよ」ってなるなぁ。
私は「もったいない」が価値観の中核にあるので、どれだけ賞味期限を過ぎていても食べれそうなら食べる・使うつもりでした。しかしこのショートニングは、臭いが本当にプラスチックなので諦めます…。
冷蔵庫内にあったといえども、15年も経って、臭い以外はあまり変化なし&プラスチック臭がする、ということから、ショートニングの類はやっぱり体にはあまりよくないものなのかも…とも思いました。マーガリンが俗に「食べるプラスチック」と言われてるらしいのも、ちょっと納得。
色々と学びにもなった、ショートニングのお話でした。
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