ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

QUEEN展@横浜に行ってきた。多角的にQueenに浸れる空間。

現在横浜で開催中のQUEEN EXHIBITION JAPAN〜Bohemian Rhapsody〜」(通称QUEEN展)に行きました。

www.queen-exhibition.jp

2018〜19年にかけて映画「Bohemian Rhapsody」が世界的にも大ヒットし、Queenのファンはまた増えたわけですが、私もその一人です。今は亡きフレディ・マーキュリーや、当時のQueenにもっと近づきたいという思いで、行ってきました。

感想を交えつつ内容などをレポートします。

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展示品の内容

Queenの歴史を年表や説明書きを読んで振り返りつつ、展示品や映像を見て回るような形式になっています。展示内容は多岐にわたり、

  • 衣装
  • メンバー手書きの歌詞や自己紹介(雑誌向けに書かれたもの)
  • 雑誌
  • 日本でのコンサートの広告ポスター

などがありました。

衣装の展示は色々あって、覚えているものだけでも

  • フレディとブライアンの、70年代のヒラヒラの白い衣装
  • フレディのダイヤ柄全身タイツ
  • ジョン・ディーコンの黒ジャケット(「Radio Ga Ga」のPVでも着ていた物。一瞬しか映らないけどw)
  • フレディの80年代赤パンツ
  • 1986年Magicツアーのフレディーの衣装

など。70年代の物は特に細身で驚きました。

個人的には、当時のポスターはいかにも当時のものという感じがあって、「本当に当時日本でライブをしてたんだな〜」と実感しました。しかも、ツアーなどを精力的にしていたのが10年強しかないのに何回も日本でツアーをしていて、ライブの回数も行っている場所も結構多くて。ありがたいなぁとも思うし、Queenも日本のファンも互いに強い思いがあったんだろうなと想像できました。

 

ブースごとに流れる当時の映像

上記の展示に合わせて、当時の映像(ライブ、PVなど)がブースごとに流れていました(数分間のものがリピートされています)。中には、公式には初公開のものもあったようです。1975年の武道館ライブの映像など、画質も撮り方も超雑ではあるけれど(笑)、本当に当時来てたんだな…!と改めて思いました。

また展示の終盤には、「5.1サラウンド」の音響と大きめのスクリーンで、86年のライブ映像(Magicツアー@ウェンブリー)の5曲分ほど見ることができます。この映像はYouTubeで散々見たのですが、音も映像も大きいので迫力があり、なんだか本当にライブにいる気分にもなれました。30年以上経ってるとは思えない。

いろんなところでいろんな曲がかかっているので、Queenの音楽に浸れる空間でもありました。幸せだった…。

 

フレディの等身大立像

展示は基本的に写真撮影などはできませんが、フレディの等身大立像のところは写真OK。意外と精巧でした。

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こうして改めて見ると、「なんでこれで立ててるんだ?」というくらい立ち方がおかしい…。笑 顔のしわやまつ毛・髭もしっかり再現されているので、「普通におじさんだなあ」とも思いました。w

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物販も充実

物販は、横浜の場合は展示を出たところ(チケットが必要なエリア内)にありました。

QUEEN展に向けて制作されたムックを始め、CDや書籍、Tシャツなど様々なグッズが売られていました。

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私はポストカードを2枚購入したのと、エイズ撲滅のための「マーキュリー・フェニックス・トラスト」への募金と引き換えにもらえるポストカードを記念に持ち帰りました。

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混み具合

私が行ったのは、平日の夕方。会期が長めなのもあってか、人はまばらで、ゆっくり見ることができました。

物販エリアを見た時間も合わせて、かかった時間は2時間弱。

 

まとめ:「本当にいたんだな」と実感できた。

展示内容は、「予想通り」という具合で、そこまで大きな驚きがあるようなものではなかったと思います。でも、1つのバンドをいろんな展示から多角的に見て浸れる空間というのはなかなかないし、しかもそれが全盛期から30年経っている外国のバンドとなれば、尚更貴重な機会ではあったと思います。

ただ一人で行く分には、YouTubeとかで当時の映像・音楽を探しまくることの方が「浸ってる」感はあった気がするので、Queen好きな人同士であれこれ話しながら見るとより楽しめそうです。実際、20代くらいの息子とその母親らしき姿もあって素敵だなあと思いました。

 

生まれた時にはもうフレディはこの世にいなかった世代としては、彼の書いたものや衣装を見て「本当にいたんだな」と改めて実感できる機会となりました。

願わくば生きていて欲しかったし、彼の声を生で聞いてみたかったし、今生きてたらどんな風になっていただろうと思います。でも、映画ができたのも、こうして語り継がれ愛され続けているのも、彼がこの世を去って伝説的存在になったからかもしれないとも思います。

Queenは、ギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラー、そしてボーカルにアメリカのオーディション番組で出会ったアダム・ランバートを迎え「Queen+Adam Lambert」として活動しています(そんな経緯も展示で紹介されていました)。先日も来日公演がありました。それでも、あの4人が、全員が持っている才能を遺憾無く発揮していたあのQueenが、やっぱり恋しいなあと思います。

でもせめて、表に出ている二人がおじさん(いや、おじいちゃん?)になっていても「同時代にいられた」ことは嬉しく思いつつ、これからもQueenの音楽をそばに置いていようと思います。

 

次、もっとQueenを感じる空間に行くとしたら、イギリスでしょうね〜。いつかイギリスに行くことがあったら、ついでにフレディの邸宅なども行ってみたいと思っています。

お気に入りのYouTubeの映像を貼って終わります。2014年、日本でのSummer Sonicの2曲。ビジョンにフレディが登場するのが反則すぎて、毎回映像の中のお客さんと一緒に泣いてしまう…。

Queen + Adam Lambert - These Are The Days Of Our Lives (Live at Summer Sonic 2014)


Queen + Adam Lambert - Love Of My Life (Live at Summer Sonic 2014)

 

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