ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

「2019年報道写真展」で一年を振り返る。&ニュースパークの新聞閲覧室で比べ読み。

横浜の日本大通り駅近くにある「ニュースパーク(日本新聞博物館)」にて、今「2019年報道写真展」が開催中です。前からこの類の写真展に興味があったのと、偶然チラシで見つけたので見てみました。

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報道写真展

報道写真展は、新聞社のカメラマンが入っている「東京写真記者協会」の主催で、加盟している記者が1年間で撮った写真を、賞や企画ごとに展示しているものです。

newspark.jp

東京では、日本橋三越本店で昨年12/24まで開催されていました。それが今は横浜で、3/29まで開催中。ニュースパークの入館料だけ払えば見れます(一般500円)。

意外だったのは、扱うジャンルの広さと、写真の量。ジャンル(&印象に残った写真)としては

  • 海外の情勢など(香港のデモ、フランスの大聖堂の火災)
  • 政治的出来事(G20米朝会談)
  • 災害(台風の水害、首里城の火災など)
  • 地域の祭や出来事
  • 皇族の動向(2019年は改元もあったので、関連の写真が特に多かったかもしれません)
  • 芸能(山ちゃんと蒼井優の結婚会見)
  • スポーツ(フィギュアスケート、ゴルフ、テニスなどなど)
  • ラグビーW杯
  • 動物

などなど。時事的なもの以外にも、少し芸術的アプローチで撮られた写真などもあり、とにかく多様。数も多くて、所狭しと展示がありました。

また、東京で開催中に書かれたと思われる、安倍首相やラグビー・田中選手などのサイン入りの写真もありました。

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展示は、前半はテーマや賞ごと、後半は月ごとに大体展示されていました。「こんなことあったなあ」「これも2019年か」などと、一年を振り返るのにぴったりな写真展でした。

今時写真は誰でも撮れるし、ニュースなどでも時々、視聴者が投稿した写真・動画が使われたりしているくらい。だけど、何かの「瞬間」をしっかり写した写真や、大判にしても見応えがあるような写真は、誰にでも撮れるわけではないなぁと思いました。

特に、1辺1mほどありそうな超大判なものは、迫力もありました。ニュースや新聞でなんとなく目にしている写真や動画は、写真展の作品として見ても十分見応えがあるようなものなんだなと思ったし、「ちゃんと撮られている」と思いました。

日本の報道写真は、感情や芸術的観点での“良い写真”“伝わる写真”よりも客観的な情報をちゃんと入れているかを重視しているせいで面白くないものになりがち、と以前何かで読んだことがあります。そんな制限がある中でも、それなりに頑張っている結果がこれなんだろうなあとも思いました。

見た作品に刺激されて、自分でも、最近放置しがちな一眼レフで久々に何か撮りたくなりました。

 

新聞閲覧室にも行ってみた

ニュースパークには、新聞の歴史や役割などを学べる常設展示や、全国の新聞が1週間分読める新聞閲覧室などもあります。今回私は2度目の来訪だったので、前回行きそびれた新聞閲覧室へ。

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新聞を読むのが好きな私としては、閲覧室の大きめの机で新聞を読めるだけでも嬉しいし、普段読む機会がない新聞を読み比べたりするのも楽しかったです。

横浜市内だと、中央図書館には全国の新聞が置かれていますが、もしニュースパークへ行くことがあればここもチェックしてみると楽しいと思います。

 

日本大通りの一帯は、博物館などの施設が地味に充実しています。どれもおそらく混むこともないので、親子でのお出かけやデートとかで行ってみても良さそう。また、今回の私もそうでしたが、近辺で時間が余ったりしたら暇つぶしに行くのもおすすめです。

 

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