自己流読書&記録の方法。Microsoft・Google・Appleを活用してデジタルに。
大学に入る直前頃から新書や専門書の類を読み始め、それと同時に、読んで学んだことをどう記録しておくか?を常に考え工夫してきました。何もしないでいると、読んだということ自体も、その内容も靄がかかったようにわからなくなっていくので…。
試行錯誤もありつつ、しばらくは安定したやり方になっています。そんな、徐々に編み出してきた私の読書法、というか主に「読んだ後の記録・まとめ方」を紹介してみます。
とりあえず付箋
まず必要な読書の相棒は、こちら。いろんな100均で売っている蛍光色の付箋です。
使ってる方も多いかとは思いますが、これ、優秀です。メリットは、以下の2点。
- 1行分ぴったりの細さ。太いと、どの行に貼ったつもりなのかわからなくなる。
- 半透明で、付箋を貼っても後ろの字が読める
これを、「なるほど」「へー」と思ったらつけます。感情や頭が動いた箇所ということは、残す価値があると思うから。
私は基本的に色は気にせずつけていて、私にとって勉強になる本であればあるほど付箋がすごい数つくことになります。
Googleドキュメントに記録
本を読み終わったら、Googleドキュメントで記録を作ります。付箋をつけた箇所の記述を、時々要約もしつつ、ひたすら引用しておきます。その作業に使う手段は主に2種類。
①Office Lensで撮影→Googleドライブ→Googleドキュメントで開く
アナログな書類やホワイトボードの記録をデジタル化しやすくしてくれる、マイクロソフト社のアプリ「Office Lens」を使います。
ドキュメントを読み取る設定にし、本のページを撮影すると、歪みなどを補正して読みやすい状態にしてくれます。撮った後の画面で自分で枠を動かすこともできるので、引用しなくていい部分は切り取ったりします。
参考までに、今読んでる本(『民主主義と教育〈上〉』)の最初のページを撮ってみると、こんな感じになります(左:撮る画面→右:撮った後の画面)。
それでできた画像を、Googleドライブに保存。この際おすすめの設定は
- 保存先のフォルダ:専用フォルダを作っておいて、そこに保存(私はそのまま「Office Lens」というフォルダを作ってます)
- 画像の名前:本のページ数にしておくと便利
そして、PCからGoogleドライブにアクセス。画像を選択した上で、その他の操作>アプリで開く>Googleドキュメントを選択すると、勝手に文字起こししてくれます。便利〜。
多分、Office Lensを通さなくてもそれなりに文字起こしできますが、歪んだ部分などがごちゃごちゃになって後で逐一修正するよりは、Office Lensを通してやった方が最初から正確で良いかなと思っています。
②iPhoneで音声入力
iPhoneのGoogleドキュメントのアプリから、直接入力することもあります。そのときは専ら、音声入力を使います。
私は普段Siriも使わないし、こうしてブログを書くときに音声入力を使うこともほぼありません。でもこの場合は、本に書いてある文章を音読するだけなので、やりやすいです。音読することで、より内容が頭に入る気もちょっとしてます。
自分で考えながら書いている文章のときはタイピングの方が良いかなと思っていますが、決まった文章を入力するとなると、音声入力の方が速いです。漢字変換ミスなども起きますが、思ったよりは少ないなといつも思います。
文章の長さや、音声入力がいい具合についてきてるかどうかをみつつ(1ヶ所狂うと訳分からなくなってたりするのでw)、2,3文ずつ読む→漢字などを直すというのを繰り返します。
この引用方法の使い分け方としては
- Office Lens:文量が多い、普段使わないような言葉が多い(漢字変換などが面倒そう)
- 音声入力:文量が少なめ、それなりに身近な言葉遣い
という感覚でやっています。
そうしてできた記録の雰囲気はこんな感じ。冒頭だけでも。
できれば感想も追加
余裕があったら、本の感想もちょっと書いておきます。
Googleスプレッドシートの一覧表に情報入力
そして最後に、読んだ本の情報をまとめている表に、その本の情報を入力しておきます。残してる情報は、
- 読み終わった日付
- 題名
- 著者
- 出版年
- 出版社
です。一部抜粋したスクショはこんな↓感じ。ちょうど高野氏の本を読みまくった頃の記録です。
こうしてまとめてみると、IT大企業のサービスを色々活用してるんだな…と改めて思いました。頼りすぎもよくないかと思いますが、うまく活用していきたいところです。
こんなやり方もあるよということで、書いてみました。何かの参考になれば幸いです。