ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

今まで行った世界の街・遠い場所ベスト5〜ピースボートのカリブ海周辺の旅路を振り返る〜

今週のお題「遠くへ行きたい」。これを見てふと、「私が今まで行った一番遠い場所ってどこだろう」と思いました。私は南半球は行ったことがないので、地球の反対側・南米も未踏です。となると、どこが一番遠いのか…?

そこで、古びた地球儀と紐を使って、東京(および横浜。地球儀上でほぼ差がないのでw)からの直線距離を測ってみました。なるべく最短距離になるように頑張りましたが、球体に紐を沿わせるのはなかなか難しかったです。笑

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この、超アナログ&素人臭いやり方でわかった、私がこれまで行った世界の街の中で遠いところベスト5。結果、「2016年、ピースボートで行ったカリブ海周辺」ということになりましたが、写真や思い出話とともにご紹介します。

 

1位:コロン(パナマ

パナマ運河で有名な国の、カリブ海側の港町に寄港しました。「治安がとにかく悪いから、個人で自由行動をするな」「街に出歩くな」と旅行会社スタッフに脅されながらも、友人2人とタクシーで、サン・ロレンソ国立公園なるところに出かけました。熱帯雨林のような森に入り、そこで暮らす野生の動物も見かけました。

17世紀・スペインの植民地時代に造られた要塞跡では、森と、海につながる川の河口を眺めることができました。天気はいまいちだったのが残念ですが、多分雨のせいもあってか川の水量がすごくて、どうどうと流れる水の音や迫力をすごく感じたのを覚えています。

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ちなみに、パナマ運河はこんな感じ。ダムのように水を堰き止めて、水門で閉じられた中に船が入り、水を抜くことで下がっていきます。

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2位:モンテゴベイ(ジャマイカ

レゲエの国ジャマイカの第二の都市・モンテゴベイが2位にランクイン。以前書いたので詳しくはこちらで。

mizukifukui.hatenablog.com

 

3位:ナッソー(バハマ

天気にも恵まれ、海がちょ〜〜綺麗でした。下船前から綺麗な海が見えていて、「まじか…!港でこのレベル…!」と思っていましたが、行ったビーチも負けじと白浜と青い海が綺麗でした。

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小さな島が集まって国になっているのもあって、首都の中心部であってもこじんまりとしていました。広めの道路沿いに、2〜3階建ての建物がゆるっと並んでいて、空は広くて。

アメリカからほど近いのもあってか、港には、他にもクルーズ船が5隻ほどとまっているほど、大人気の観光地でした。

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4位:ハバナキューバ

当時は2016年。アメリカのオバマ大統領がキューバと国交を正常化させようとしていました。古いものをなんとか活かしつつ人々が暮らしているキューバのあり方が変わってしまうかも、という状況でした。まあ、今はトランプ大統領がその路線を変更し、両国の関係は従来通りみたいですが…。

そういえば、大統領選の結果を知ったのも船の上でした。それなりに世界に関心がある人が集まっている船の上ではありますが、それを差し引いても「は???」「アメリカどうした?」「何が起きてるんだ?」と騒然とした雰囲気になったことを覚えています。

閑話休題ハバナでは、現地の若者と交流できるツアーに参加した(→元々ツアーは嫌いですが、この手の交流ツアーだけ参加。しかしこれも性に合わないと後々気付く)のと体調が良くなかったのとで、あまり自由に動けなかったし記憶もありません…(笑) 旅が長くなるとインプット過多になって、せっかく訪ねた街がどうでも良くなってくる・中だるみする、という影響もあったと思います。

そういう状況に加えて、私が街に持った印象は「意外と普通」というものでした。クラシックカーも多いけど普通の車やバスもあるし、建物も見かけは小綺麗で街並みも整っていて。

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「なんだこれ?!」みたいな意外性を期待していたのですが、そうでもなかったな〜と思いました。アメリカと断交状態なのにそうなのが凄いのかもしれませんが…。

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私にとってハバナは、「期待していたけどそこまで楽しめなかった街」です。また行けたら印象変わるかなぁ。

 

同4位:プエルトケツァル(グアテマラ

小さな地球儀で自分で測った結果、ハバナとほぼ同じ距離だったのが、グアテマラのプエルトケツァル。他に何もない工業的港町、といった場所なので、そこから古都アンティグアに行きました。街自体が世界遺産にも登録されています。

道中、富士山のようにすっくと立つ立派な山がいくつか見えました。

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アンティグアは、すぐそこにそびえる山に抱かれるような街。趣のある石畳や建物も素敵でした。いつかまた、ゆっくり行きたい街です。

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また、グアテマラで出会ったもので印象に残ったのは、。手織りで丈夫かつ、彩り豊かで独特な意匠の布がめっちゃ好きでした。現地で撮った写真を久々に見直してみたら、やたら土産物屋の布製品ばかりです…。これもまたゆっくり見たい。

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久々に見返してみると、こんなとこ行ったな〜!と思い出したり、今はどうなっているかなと思いを馳せたりできて、良い振り返りになりました。

現地が今どうなっているのか、観光が基幹産業なような場所ほど心配ですが、またほどよく活気が戻ることを願います。

そして、今回1位になったパナマ以上に遠い国にも、いつか行ってみたいものです。南米は特に、いつか行きたい。