ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

エンタメに影を落とす芸能人の自死に思うこと。

リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた方の死が話題になっています。私はテラスハウスは見たことがないので「そうなんだ…」「こんな方が出てたんだなぁ」というくらいの受け止め方ですが、それでも結構やり切れなさは抱えています。

というのも、韓国のアイドルKARAの元メンバー・ハラが去年秋に自殺で亡くなっていて、高校生の頃KARAが好きだった私は結構落ち込んでいたからです。

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ハラは事務所との契約に関する騒動などの後でグループから脱退していたし、KARAも事実上活動しなくなっていましたが、また5人で活動できないか模索もしていたようです。そのことを考えると、「5人がまた揃う可能性は、完全にゼロになったんだな」と思わされます。

韓国語の勉強も兼ねて、また最近KARAの映像を見たり曲を聞いたりしていますが、それを見るたび「もういないんだなぁ…」と思わされます。エンタメを純粋に楽しみたくても、一瞬色々忘れて楽しめる時があっても、それでもやっぱり思い出してしまう、「メンバーの自殺」という重い事実。

病気や事故での夭逝だって、十分悲しくて切なくてやりきれないのに、「自殺」は本当に重苦しく感じます。楽しみたくて作品に触れるのに、どうしてもそういう悲しい気持ちを心の隅に感じてしまうのです。

だから正直、表舞台でエンタメを提供してくれる芸能人の自殺って、なかなか罪深いというか、「やめてくれよ」って思っちゃいます。それは、苦悩したであろうその人を責めたいのではなくて、「そうなってしまった状況・環境」に、という意味で。

ハラの場合だって、1度自殺未遂をしていて、ちゃんとしたサポートがあるといいなと心底願っていたけど、きっとそうではなかったわけで。暴力での裁判、ネット上での誹謗中傷、親友の自死など、精神的にしんどい状況だったのは容易に想像がつく。

 

自殺は「周囲の状況や環境による殺人」だと思っています。自殺をさせてしまうような社会のあり方の方がおかしいと思う。こういうことが起こらないよう、物事が少しでもいい方向に変わっていってほしいです。