ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

世界の、洗濯物のある風景。

外国に行くとグッときてしまう景色があります。それは、洗濯物が干されている景色。

普段から、家のベランダで洗濯物が日差しに当たっている様子を眺めるのが好きです。日光によって乾いていっているであろう洗濯物を見ていると、日光という恵みを有効活用できている感じがして、「うんうん、これで良いのだ」という感じで、嬉しくなります。自分で干した時は尚更、作業後の達成感も加わります。

外国で見かける洗濯物は、そこに人が暮らしている、という生活感を感じられます。ヨーロッパなどだと特に、「こんな綺麗な街のどこに人が住んでいるんだろう」と思えてしまいますが、そこに洗濯物があると、「見つけた!」「ここにも生活があるんだ」と嬉しくなります。

そんなわけで、外国、特に日本から遠い場所ほど、洗濯物のある風景にグッときて、写真を撮ってしまうのです。(若干趣味が悪くも感じられますが、変なものは撮らないし、ご愛嬌ということで。笑)

と言いつつも、撮った後はたま〜に見返すくらいで、これまでどこでどんな風景を撮ってきたのかはまとまっていません。なので、せめて4年近く前のピースボートの旅で撮った各地の洗濯物のある風景を、一部その他の思い出も交えつつちょっとまとめてみます。


シンガポール

まずはシンガポール。国土が狭いので高層の住居が多く、洗濯物の干し方も省スペースです。なかなか独特な風景。

f:id:m_crescent:20200625182351p:plain

 

インド・コチ

南インドのケーララ州、コチという街で。

f:id:m_crescent:20200625181324p:plain

この街には、「Dhobi khana」という、古くからある公共の洗濯所があります。説明書きによると、オランダ軍が制服を洗わせるために、違う地域に住んでいた現地の一族を移住させ、1720年にこの場所を設立したそうです。

f:id:m_crescent:20200625181659p:plain

教会もちらほらあるほど、キリスト教徒が多い街だからか、いかにも神父さんが着てそうな長いマントのようなものも干されていました。

f:id:m_crescent:20200625182218p:plain

 

ギリシャアテネ

パルテノン神殿へ向かう道中、高台から街が一望できました。そしてそこにも、生活がありました。景色の良さと対照的な生活感、でも洗濯物でさえ絵になっている感じがお気に入りです。この旅の「洗濯物のある風景」のベストの写真だと思っています。

f:id:m_crescent:20200625182631p:plain

 

イタリア・リヴォルノ

ピサやフィレンツェに近い港町、リヴォルノに寄港しました。

f:id:m_crescent:20200625182906p:plain

私は前にフィレンツェに行ったことがあったので、より近いピサへ。かの有名な「ピサの斜塔」は本当に斜めでした…。

f:id:m_crescent:20200625183101p:plain

 

フランス・マルセイユ

フランスの地中海沿岸の街、マルセイユにて。いかにもヨーロッパな、見事な外装の建物にも洗濯物があって、「こんなところに住んでいるなんて…素敵すぎる…」とため息をついてしまうほど。

f:id:m_crescent:20200625183425p:plain

港には、地中海を楽しむためであろう船も、沢山泊まっていました。

f:id:m_crescent:20200625183630p:plain

上の写真でも写っている、丘の上の大聖堂へ行きました。眺めが素晴らしかった。

f:id:m_crescent:20200625183802p:plain

 

キューバハバナ

キューバに寄港した時のことは、以下の記事でも触れました。

mizukifukui.hatenablog.com

目抜き通りの付近を歩いている時にも目に入った、洗濯物。古めかしい外装の色合いと、鮮やかな洗濯物の色が対照的で良いです。

f:id:m_crescent:20200625183928p:plain

 

こうしてまとめた結果、6ヶ国で「洗濯物のある風景」を撮っていたことがわかりました。

洗濯物を干すことにも文化があって、アメリカなどでは普通外に干さないと聞いたこともあります。日本でも最近は乾燥機付きのドラム式洗濯機が普及しつつあるようですが、私は洗濯物を干す行為も風景も好きなので、乾燥機を使うことは今後もあまりないと思われます。

なんとなく旅が恋しい近頃。こういう写真を見返しつつ、次行けるのはいつかな〜とのんびり待っていようと思います。