【コロナ雑記】東京のど真ん中の人気タピオカ屋でのんびり作業できちゃう昨今の状況。
先日、用事があり久々に渋谷に出かけました。
この5年ほどは外国からの観光客も多かった渋谷。スクランブル交差点では、スマホ片手に写真や動画を撮る人たちも沢山見るようになっていましたが、今はそんな姿はぱったりとなくなっていました。
日中に街を歩いた際は、平日だったのもあってこれまでとの違いはそこまで感じませんでしたが、「おや?」と思ったのは夕方以降。18時過ぎに道玄坂を歩いていても、仕事が終わり帰宅するような人たちが多く、店はそこまで混んでいませんでした。
ちょうど、愛聴しているラジオ番組「ヨブンのこと」で、小説家・朝井リョウさんが「有楽町のTHE ALLEY(台湾発の人気タピオカ屋さん)が、いつもならきっと行列が絶えないのに、数時間で数人しかお客さんがいなかった」という話をしていました。
それを聞いた翌日に歩いていた渋谷で見つけたTHE ALLEYの店舗もガラガラで、「わ、ほんとだ〜!」と思い、「空いてる今だから、せっかくだし」と入ってしまいました。(ラジオをはじめ、耳で聞いた情報の影響力の強さよ…)
コロナ禍前はどれほど混み合っていたのかとか、他の時間帯の具合はわかりませんが、私が最近見た例と比較すると、横浜駅の新しい商業ビルに入った店舗を平日昼間に見かけた時はしっかり行列ができていました。なので、「東京の中心部&夜の飲食店は今は厳しいんだろうな」という印象を受けました。
私が利用した時は、1・2階に数十席あっても他に2人しかいない、という具合。
他のお客さんもほぼ来ないので、柄にもなく写真を撮ってみたり(どう撮っても人が写りこまなくて良かったですw)、しばらくのんびり作業したりもできました。
こうしてみると、「空いているお店で、一人でこうして過ごす分には、下手に引きこもるよりいいのではないか?!」と思いました。少しは経済回せるし、空いているからいつもより快適だし。
旅行についても同様に、一人で行って特に現地の人と交流もなく、一人部屋に泊まれば、かなりリスク低いと思います。一人で飲食や旅行をする楽しみが、この際もう少し注目されてもいい気がしました。
また、「渋谷みたいに大きな街は特に、人と会うのに使われることが多いんだな」ということを改めて感じました。
コロナの感染者が増えてたり、「夜の街」に行くのは控えて、みたいなことが言われる今の状況。友人と出かけるのをやめている人が多いと思うので、友人と会うときに時間を過ごすような街やお店ほど客が減っている。そんな状況を初めて実感しました。
そんなこんなで、ちょっとした発見があった、面白い体験でした。