自分のことを知りたいなら、16personalities性格診断テストから始めよう。
世の中の全員に教えたい、性格診断テスト。
2,3年前にSNSで見かけてやってみた「16personalities性格診断テスト」。
無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明、人間関係およびキャリアのアドバイス | 16Personalities
気持ち悪いくらい当たっていた。今まで言語化できなかった自分の性格をばしっとポジティブに言い当ててくれて、身震いした。私の場合、この数年で何回かこれをやってみているが、いつも同じタイプにたどり着く(細かい割合などは変わるけれど)。
現在、約30もの言語に訳されていて、世界中の延べ約6768万人がテストを受けている。私はこのテストに本当に救われたと思っているので、ぜひおすすめしたい。
MBTIとは
このテストは、MBTIというものだ。
MBTI(エムビーティーアイ:Myers-Briggs Type Indicator)は、個人をタイプに分類したり、 性格を診断したりすることが目的ではありません。回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解し、 自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしています。
MBTIとは(日本MBTI協会)
MBTIは、直訳すれば「マイヤー・ブリッグスのタイプ診断」という感じか。マイヤーさんとブリッグスさんが1962年に完成させたという。
MBTIは、一人ひとりの性格を心の機能と態度の側面からみたものです。それらは、「ものの見方(感覚・直観)」と「判断のしかた(思考・感情)」及び「興味関心の方向(外向・内向)」と「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4 指標であらわされ、16 タイプに分類してとらえようとします。MBTI は、16タイプそれぞれの強み、特徴、そしてその人の今後の課題を整理し、個人の成長や人と人との違いを理解し、周囲の人との人間関係作りにも役立てることができます。
MBTIとは(日本MBTI協会)
16タイプは、上記にもあるように4指標でそれぞれ分類され、テストを受け終わると指標の頭文字をとったタイプ名も出てくる。
- 興味関心の方向: 内向(I:introversion) or 外向(E:extraversion)
- ものの見方: 直感(N:Intuition)or 感覚(S:sensing)
- 判断のしかた: 思考(T:thinking) or 感情(F:feeling)
- 外界への接し方: 判断的態度(J:judging) or 知覚的態度(P:perceiving)
これに加えて、「アイデンティティ(自己主張型or慎重型)」という指標が、テストで結果は末尾についてくる。
無料、登録一切不要でこのクオリティ。
トップページ(https://www.16personalities.com/ja)から、「テストを受ける」ボタンを押すと、こういう画面になる。
注意事項をちゃんと読み、下に続く100個の問いに、ボタンをぽちぽち押して答える。考えすぎてもよくないし、私は6,7分で答え終わった。
こうして診断されたタイプ名を列挙しておくと、以下の通り。
- 分析家グループ:建築家、論理学者、指揮官、討論者
- 外交官グループ:提唱者、仲介者、主唱者、広報運動家
- 番人グループ:管理者、擁護者、幹部、領事官
- 探検家グループ:巨匠、冒険家、起業家、エンターテイナー
(詳しくはこちらから▶︎性格タイプ | 16Personalities)
しかし、このタイプ名はそんなに重要ではない。それよりも、アルファベットで記された4指標がそれぞれどう分類されていて、それらがどう組合わさっているかを解説文でちゃんと読もう。
やっと、わかってくれた。
このテストは、巷にあふれる心理テストなどとは本当に一線を画している。私の場合は、解説文のほとんどが心底同意できるものだった。英語版のトップページに書いてあった文言が、そのまま私の思いを表している。
"It's so incredible to finally be understood."
(ようやく理解してもらえた!)
では、私が分類された「仲介者」の解説文を読んでみよう。(※ほとんど全文引いたのでとても長くなりました)
INFP型気質の人は、真の理想主義者で、極悪人や最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、物事をより良くするための方法を模索しています。落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、まさに光を放つ可能性を秘めています。全人口のわずか4%を占めているだけで、残念ながら、誤解されていると感じることが多いかもしれません。しかし、同じ考えを持つ人々を見つけて共に過ごす時、そこで感じる調和が、INFP型にとって、喜びやインスピレーションの泉となるのです。
(テスト結果より、太字は私が付記。以下同様)
自分の価値観の中でまず挙げられるのは「情熱」だと思っているが、その一方で小さい頃からずっと「おとなしい」「落ち着いてる」と言われ続けている。このギャップは何だろう、本当はどっちなんだろう、と思っていたけれど、どちらも私の姿なんだということをこの解説文がそれを見事に表してくれて、痛快なほどだった。
外交官(NF)グループに属し、理論(分析家)や刺激(探検家)または実用性(番人)ではなく、自身の信条に基づき行動します。前に進むための方法を決定する際、名誉や美点、道徳、美徳に目を向け、賞罰ではなく、自らの純粋な意志により導かれます。INFP型の人達は、この気質を誇りに思っていますが、それはごく当然のことです。しかし、誰もがこうした感情の裏にある原動力を理解するわけではなく、孤立することもあります。
「賞罰ではなく」というところが、今私が考えている「お金のためには頑張れない」という気質とぴったりだ。(過去記事▶︎Time is more than money.)
今の自分のことは分かっているが、今後どうなるかは分からない
こうした気質を最大限に発揮することで、他人と親身にやり取りしながら、難なく比喩表現やたとえ話を用い、シンボルを理解し生み出しながら、自分の考えを共有できます。こうした直感的なコミュニケーションスタイルは、創造的な仕事に向いているため、INFP型の有名人の多くが、詩人や作家、俳優であるのも不思議ではありません。自己理解と世の中における自分の立場を重視し、自分の作品の中に自身を投影させることで、こうした思想を探求します。
自己表現力があり、比喩や架空の人物を通して自分の美点と秘密を明かします。
自己分析てきなテストをやると必ず「感受性」が性格・強みとして現れる私。たとえ話が得意とここで読んでから、自分のこころの状態をモノに例えると、結構伝えやすいことがわかった。
その言語能力もまた、母国語にとどまらず、外交官タイプの大半がそうであるように、第二言語(時には第三言語まで!)の習得に非常に長けています。また、その優れたコミュニケーション能力は、外交官の永遠のテーマである調和を追求する際にも役立ち、この能力により、自らに課せられた使命と出会った時に前進できるのです。
たしかに言語は好きだし得意なほうかもしれない。コミュニケーション能力というのは、「相手が何を言おうとしているかなんとなくわかる気がする」という点では同意。
多くの人々の話を聞き、わずかな人に話す
しかし、他の外向型とは異なり、INFP型は、ごくわずかな人々やひとつの価値ある目的にのみに集中し、一度に多くのことをやろうとすると力尽き、さらには世の中のあらゆる修復不可能な悪に落胆して、打ちのめされることさえあります。これは、INFP型の人達の楽観的な見方に頼ろうとしていた友人にとって、悲しい光景です。
善を探求するあまりに自分自身を見失い、生きて行く上で欠かせない日常生活の維持を疎かにしてしまう可能性もあるので注意しましょう。INFP型の人達は、他の性格タイプよりも、よく思いにふり、楽しみながら物事をあれこれ想定したり、哲学的な事柄について思い巡らせたりします。放っておくと、まるで隠者のように引きこもったまま連絡が途絶え、友人やパートナーが、多大なエネルギーを費やして、現実世界に連れ戻すことになります。
幸い、春には花が咲くように、INFP型の人達の愛情深く創造性に溢れ、利他的で理想主義的な気質は、常に戻ってきます。そして、行く先々でINFP型自身とその家族や友人に、おそらく理論や実用性ではなく、思いやりや親切な心、美に息吹を与える世界観をもたらすのです。
そろそろうなずきすぎて首がもげそう、というくらい同意。見ている視野は広いので同時に複数のことができそうでいて、集中しはじめると1つのことをキリがいいところまではやり続けたくなる。落胆して打ちのめされる、というのもよくあって、中東好きとしては避けては通れないイスラエル・パレスチナの問題やシリアの紛争については、本当に何度も絶望した。国内、海外の問題も、知れば知るほど絶望的になる。
「日常生活を疎かにする」というのは、見事に言葉にしてくれたなと思う。落ち込んだり絶望したときは、社会的なこと全てを放棄してひきこもってしまう。本当にその通りだ。そして、絶望と希望が、季節のように入れ替わって行く感覚も描写してくれている。
このテストの良いところ
数値で指標の割合が示されている
4指標で分類されるといっても、それぞれ完全に二分されるわけではない。それぞれ、どれくらいの割合でどちらが大きいのか、というところが数値で見れるのが良い。私の結果では、「意識」については外向26%・内向74%と、内向ではあるが外向の面も大きそう。しかし「戦術」は計画3%・探索97%と出たことから、計画の要素はほとんどないことがわかる。
他の人の結果も見て、自分と数値を比べてみても面白い。同じタイプでも違うところが見つかるはずだ。数値の違いも別に点数の高さ・低さではないから、安心して見せられるのではないだろうか。
褒め讃えてくれる。ポジティブになれる。
こんなに良く言われたの初めて、というくらい、このテストの解説文は人を褒め、讃えてくれる。こんなに良い人じゃないよ、、と思うかもしれないけれど、これは素直に喜んで受け取るべきだと思う。
自分を知るツールの決定版。
自己分析したい学生にもまずはこれをやってみることをおすすめしたいし、日頃なんだかもやもやしながら過ごしている人にとってはこのテストはきっと希望になる。自分のことはわかっている、という人にも、きっと新しい発見があるはずだ。
どんな人にもおすすめしたいこのテスト、ぜひやってみてほしい。
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