ラグビー「リーグワン」が地元横浜にやってきた!横浜キヤノンイーグルスの初ホーム試合へ。
今年1月から、形態や名称を変えて始まったラグビーの新しいリーグ「リーグワン」。これまで企業チームが協会主催の試合に参加しているという形だったのが、チームの地元密着を掲げ、「ホストエリア」が設定されました。これによって、
- チーム名が変わった(地名を入れるなど)
- チームがホームの試合を主催。会場や周辺を盛り上げる企画なども増える。
- ホーム・ビジターの試合をやるように
などの変化がありました。プロ野球やJリーグと近い形になったと思います。
そんな変化の中、地元横浜は「横浜キヤノンイーグルス」のホストエリアとなりました。キヤノンには日本代表の司令塔・田村優選手もいるし、個人的にもキヤノンの一眼レフを使っているので親近感があります。このニュースを知った時は嬉しかったし、「応援する!!」と思えました。
試合の日程や場所を見ても、地元を本拠地とするチームがあることで、横浜市内で試合が何回か開催されることがわかりました。横浜でプロのラグビーがみれるのは嬉しいです。
試合の広報などもチームが担っているので、年末には横浜駅でどどんと広告がありテンション上がりました!
そんなわけで、1/15に日産スタジアムで開催された試合に行ってきました。会場の様子などを記録しておきたいと思います。
会場に入るまで
スタジアムへ続く歩道橋には、選手の写真ののぼりが。
2019年のワールドカップの時も、同じようにのぼりがあったのを思い出しました。その時↓は外から見ていましたが…。
というか日産スタジアムでラグビーの試合があるのも、ワールドカップの決勝ぶりという。スタジアムの歴代最多の客入りで、雰囲気もすごいことになっていたのを見返すと、同じ場所でラグビーが見れるというのもわくわくします。
↓参考:2019年W杯決勝戦のハイライト映像
歩道橋の入り口のビジョンには、監督の挨拶と試合の時間などの画像が交互に映し出されていました。
スタジアムの入り口付近はこんな感じ↓。イベントに来た!という雰囲気がすごい。テンション上がります!
スタジアム前の広場は飲食物の出店やグッズ販売などがあり、盛り上がっている雰囲気。
写真スポットや、子ども向けのストラックアウトの企画、SNSのフォローや投稿でステッカー・缶バッジがもらえるなどの企画もありました。
会場内
スタジアムに入ると、この日はホーム開幕戦ということで、記念Tシャツがもらえました。
おかげで、スタンドはチームカラーの赤で結構染まっておりました。
席はバックAの2階にしました。遠いだろうなと覚悟していましたが、意外とよく見えました。でも逆サイドの攻防は特に、何がどうなっているかわかりづらいので、双眼鏡があるなら持っていった方が良いです。晴れていたので西日がきつく、影に入るまでは暑いくらいでした。
試合前や前半終了後の時間などには、MCの人とイーグルスのスタッフ(元選手)のトークなどがあり、飽きさせない工夫がありました。
試合は、強豪の神戸相手に完勝。対戦成績は完全に負け越しているので、「厳しい試合になっちゃうのかな…」と思っていただけに、こんなに?!というくらいトライも決めまくってくれたのは地元ファンとして嬉しい限り。気分良く帰れました。
出場選手という点でも、W杯に出ていた有名選手が何人も出ていたので満足だったし、そうでなくてもプレーが印象に残って「これから注目しよう!」と思える選手が何人もいました。
トップリーグからの変化
去年までの「トップリーグ」の間は、私は1試合しか行っていないのですが、それでも「リーグワン」になってからの変化を感じる点がいくつかありました。ここで改めてまとめてみます。
試合開催地の変化。横浜にラグビーがやってきた!
おそらく他のスポーツやイベントの都合でホームゲームのすべてとはいかないのですが、何試合かは横浜市内で開催されます。ホストエリアとなったことで「横浜にラグビーがやってきた!」という感じ。
こうして「地元で試合が見れるようになった」という地域はそれほどない気がするのですが、この利点は今後も生かして試合を見に行きたいと思います。
地元のチームを応援するということを教えてくれた
横浜にはプロスポーツチームがいくつかあり、野球のベイスターズの試合はたまに行ったり、他のチームよりはひいき目で見たりしてきました。でもそのスポーツ自体がすごく好きというわけでもなく、熱心に応援するということはありませんでした。
また、これまでトップリーグの試合を見ているときは、試合自体を楽しんだり、選手に注目していることが多く、特定のチームを応援することはありませんでした。というか別に、応援する理由がないという感じ。
しかしこの度、「地元のラグビーチーム」というものができました。元から好きなラグビーと、「何かと"横浜"と名のついたチームは応援する」という気持ちが合わさって、「ようこそ横浜へ!選んでくれてありがとう!」「応援します!!」という気持ちになりました。
練習拠点などは全く別の地域だったり、他のチームではホストエリアが色々ありすぎてチーム名も分かりづらかったりと、まだまだ突っ込みどころ満載な「ホストエリア」の概念。それでも、試合中も全体的に横浜のチームを応援している雰囲気も感じられ、「地元のチームを応援するってこういうことなんだなあ」としみじみ感じました。
会場全体が楽しい。レジャーとして楽しめる
去年トップリーグの試合を見に行った時は、「試合時間自体が長くないから、レジャーとしては物足りない」という感想を持ちました。
その点今回は、試合前からわくわくできる雰囲気づくりや、スタジアムでの企画が色々あったおかげで、休日の楽しみとしても十分満足できました。
ただ1つ残念だったのが、HPなどには「マッチデープログラム」として会場内の企画展示やタイムスケジュールが載っているのに、現地でそれが配られたり貼ってあったりはしなかったこと。気になっていた展示がどこにあるのかわからず見逃してしまいました。もうちょっと分かりやすくしてほしいなと思いました。
この日の試合は、きっとチームとしても、スタッフ等も含め「初めての主催試合を成功させよう」という気持ちが強かっただろうなと思います。イベントごとにもプレーにも随所で、準備してきたということがよく伝わってきてなんだか嬉しかったです。
そんなこんなで、会場の雰囲気も試合も楽しめた1日でした。今後も横浜での試合を含め、リーグワンをチェックしていきたいと思います。