こんな人生もあるのか…。ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で知った、議員とその家族の人生。【ネタバレ感想】
先日、ツイッターなどで話題を見て気になっていたドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」を見てきました。
予想外に泣けてしまう場面もあり、政治・国政に関わることの難しさなども考えさせられ、見応えのある映画でした。これはおすすめ。
あらすじや感想をまとめてみます。
- あらすじ
- 「比例復活」の闇と光
- 出世・権力にかかわらず、正当な評価を。
- 家族、特に同世代の娘たちの存在
- まとめ:想像もしたことがなかった人生に出会えた。
テーマは重く見えても、笑いも涙もある普遍的物語。映画「マルモイ ことばあつめ」感想。
先日公開された韓国映画「マルモイ ことばあつめ」。日本の支配下にあった1940年代の朝鮮で、失われかけている朝鮮語を守ろうとした人たちの物語です。
私は主演の一人であるユ・へジンさんのファンなので、「テーマは複雑な気持ちになりそうだけど、楽しみだな〜」と公開を楽しみにしていました。
見終わって思ったのは、「意外と見やすかった」ということでした。そんなことも含めて、内容や感想をまとめてみます。
- あらすじ
- セットや言葉の不自然さが気になって、そこまで入り込めず…。
- 日本人という立場から見ても見やすい
- 「日本の官僚=悪役」という型を理解してればOK
- コミカルな場面も多い
- 「大切なものを守りたい」という思いは普遍的
- 「あちらにもちゃんと言葉・文化がある」と知って尊重する大切さ
- おまけ
- 辞書編纂の話といえば。
- 主演の二人が同じ「国選弁護人〜」も良き。
物語のようなドキュメンタリーで、現実の美しさと厳しさを知る。「ハニーランド 永遠の谷」感想。
先日、ドキュメンタリー映画「ハニーランド 永遠の谷」という作品を見てきました。
舞台はヨーロッパの北マケドニア。隣人もいない大自然の真っ只中で、蜂蜜を取って暮らす女性を追った作品です。ドキュメンタリーなのに物語のような起伏があり、見応えがありました。いろんな映画祭で受賞しているのも納得。
内容や感想を書いてみます。
- あらすじ
- 物語のよう。
- 今でもこんな暮らしが、しかもヨーロッパに…!という驚き。
- ドキュメンタリーなのに、色々な出来事が発生して起伏がある。
- 資本主義・グローバル化の弊害が凝縮されていた。
- 短期的利益の追求が生む、犠牲の連鎖
- 根を張る暮らしか、壊して立ち去る暮らしか。
コロナ禍だから尚更感じた、ユーモアと映画館の大切さ。ドキュメンタリー映画「ようこそ、革命シネマへ」感想。
先日、ドキュメンタリー映画「ようこそ、革命シネマへ」を見てきました。今は映画館のない国・スーダンで、再び映画館で映画を上映しようと奮闘する映画人たちを追った作品です。
私はこの作品の予告編を今年の冬の終わり頃見て、「これは面白そう!」と公開を楽しみにしていました。しかしコロナ禍による映画館の休館で、4月末だった公開が延期になっていました。そんな期間を経て見たこの映画は、より一層意義深く感じられました。
内容や感想をまとめてみます。
- あらすじ
- 感想
- おじさま四人衆が愛おしすぎる…。
- 時代を捉えているパーツ
- 一度潰えた文化を再興する難しさと、希望
欧米諸国で見た図書館と、映画「パブリック」で見た図書館から考える、今必要な図書館。
先日見た映画「パブリック 図書館の奇跡」では、日本とアメリカにおける図書館の役割の違いをとても感じました。
日本で「図書館」というと、「本があるところ」「本を読んだり借りたりできる」という印象がまず浮かぶと思います。それ以外にも、「飲食禁止」で「喋っちゃいけない」雰囲気や、ちょっと古くてダサい設備、需要に足りてない席数、PCや電源を使える場所は限られるなど。
しかし私は4年前にピースボートの船旅で各地の図書館にも何ヶ所か足を運び、自分が思っていた“図書館像”を覆されることがありました。以来図書館のあり方などには関心を持っています。
(この記事でも言及しています↓)
今回は映画で見たことも思い返しつつ、改めて、旅先で行った図書館の様子や役割・あり方をまとめてみたいと思います。
- 旅先で行った図書館
- 映画で描かれていた図書館
- 路上生活者の人が来ている
- 常連の利用者と職員の間で、言葉を交わせる関係性がある
- PCが普通にある
- 図書館の役割・在り方
- インターネットも含めた情報へのアクセス・知る権利を保障する場
- 学ぶ場の保障
- 本の保管<利用のしやすさ・とっつきやすさ