ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

エコで美味しくコーヒーを。何度も使える布フィルターの作り方・使い方・メリットなど。

この1年ほどで、コーヒーに親しむようになりました。コーヒー屋さんの豆を買ってきて自分で挽いて淹れたりもするようになって、気になり始めたのが、使い捨ての紙フィルターの存在。

「もったいないな〜」と思って調べてみると、専用の布や器具を使った「ネルドリップ」という方法や、一般的なドリップで布製のフィルターを使う方法があることを知りました。

そこで、家にあるもので布フィルターを作って、使ってみました。それなりにうまくいって、美味しくコーヒーを楽しめています。

私なりの作り方や使い方、メリット・デメリットをまとめてみます。

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作り方

売っている布フィルターを見てみると、主に麻製なようです。例えばこれはリネン製↓

リネン生地があれば良かったですが、まず家にあるものから!と、麻っぽい布を探したら、お店のエコバッグらしきものを見つけました。

※最初に若干厚めの生地(①)で作っていまいちだったので、後から薄手の生地(②)で2枚目を作りました。作る工程の写真は①、使う際の写真は②になっています。

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家のドリッパーは円錐型(多分2〜3人用)なので、手頃な皿で半円を型どります。

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私の場合は、直径21cmのお皿を使って、良いサイズ感のものができました。一応縫い代も考えて、真ん中より5mm〜1cmほど余分なところで。

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半分に折って、端を縫い合わせます。生地が固めだったら、アイロンで折り目をつけると良いです。

特に一番下の部分の縫い幅は、粉が漏れてしまうほどスカスカなのもダメですが、だからと言ってぎちぎちに縫ってしまうと詰まり気味になるようなので、適度に(1.5mm位?)あけた方が良さそう。

作ったフィルターの①と②もそこがちょっと違いになったようで、①(↓写真上)は、一番下まで完全に塞いでみたら、淹れたときに詰まり気味になりました。②(写真下)はちょっとだけ間をあけました。

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上の部分は、切りっぱなしでいいと思います。

 

使い方

元はエコバッグだった布で作ったのもあり、最初使う前にはお湯で洗いました。

紙のフィルターと同じようにドリッパーに入れて、粉やお湯も同じように入れてコーヒーを淹れます。(事前にフィルターを濡らした方が良いみたいですが、だいたい面倒で忘れてます…)

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豆の挽き方は、一応少し細かめにしています。(でも私には、見かけや味では違いがわからないままです。笑)

使った後は、流水などで粉を落として洗ってから、干します。洗う際には、シンクに茶こしを置いて、粉を受けるようにしています。ちょっと流れちゃっても、排水溝のネットでキャッチできるので良いかなと。

洗った後はこんな感じ↓

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コーヒーの色は移りますが、洗剤は使わず水洗いの方が良いと思います。本格的な方法だと、最初に使う前に布フィルターをコーヒーで煮たりもするようなので。

ちゃんとやるなら煮沸した方が良いようですが、今のところ私はやっていません…。

 

味はどうなる?

紙フィルターとの違いは、味にも表れます。

生地や縫い方によっても違いそうですが、私の場合は、「口当たりがちょっとまろやか」「後味がすっきりして、コクがやや薄い」と感じています。香りや風味にはそこまで違いを感じていません。

コクや苦味を強く感じたい私としては、正直味は紙フィルターの方が満足です。でもこれは好みでもあるし、私としても許容範囲です。

 

メリット

あらゆる使い捨てのものに言えるのが、

  • ゴミが増える
  • 使うたびにストックが減るので、管理する手間が要る

ということ。これはコーヒーのフィルターも同じこと。そして、布フィルターにしたことで、

  • ゴミが減る(コーヒー豆のかすだけ)
  • 何度も使えるので、買う手間やコストが省ける

というメリットがあります。

これまで、作った布フィルターは数回使っていて全く問題なし。まだまだ使えそうです。

 

デメリット

何度も使う分、毎回洗って干さなければいけない面倒さがあるのは、デメリットかもしれません。でも、ものの数分あればできるので、私はメリットの方が大きいと思っています。

また、コーヒー豆のかすを生ゴミとして捨てる場合は、紙フィルターならフィルターごとポイとできて簡単です。布フィルターからかすを取り出したりするのは、ちょっと手間ではあります。

 

専用のものを買ったりせず、家にあるもので作った割には良いものができた!と満足しています。

いつか比較のためにも、売り物の布フィルターも使ってみたいですが、しばらくはお手製布フィルターを使っていこうと思います。皆さんもぜひ。