LINE経済圏でポイントを貯めて、スマホ通信費ゼロに。私のLINEモバイル戦略。
今年2月にスマホ本体と通信キャリアを変更し、「iPhone5&au」から「iPhone8&LINEモバイル」という形にして数ヶ月経ちました。そしてLINEポイントをいろんな手段で貯めることで、基本料金を始めとするスマホの通信費を節約しています。そのために活用しているLINEのサービスをまとめてみたいと思います。
LINEモバイルを選んだ理由
私が使っているのは、「コミュニケーションフリープラン」音声通話SIM(3GB)(月額1690円+税:1825円)。
格安SIMについてはこの数年気になっていたので、スマホを変えるタイミングで格安SIMにしようと思っていた私。あらゆる格安SIMを比較しましたが、なぜLINEモバイルを選んだのか、いくつか理由があります。
いろんなサービスでポイントを貯めて通信費に当てられる
格安SIMを提供している企業はたくさんありますが、格安SIMの提供がメインでその他はそれほど…という企業ももちろんあります。それだと通信費に応じて数%ポイントが貯まることはあっても、一月の通信費全てを賄えるほどにはならないでしょう。
しかし、LINEアプリを始め手広くサービスを提供しているLINEのSIMであれば、全く違うLINEサービスの間でも、相互にポイントが貯まり利用できます。(この点では楽天も同じなので迷いましたが、最安値のプランは最低契約期間が2年あり、それが嫌なのでやめました。)
今のところ、ポイントが使えない初期費用・電話代・SMS代はクレジットカードで払いましたが、基本のプラン料金は全てポイントでまかなえています。そして電話やメールも工夫することで、今月の支払い額はゼロにすることができました。
SNSデータフリーがお得・安心
LINEモバイルでは、SNSのデータ通信量が月ごとの通信料に含まれずに使える「データフリー」のサービスを取り入れています。LINE以外のTwitterなどは、アプリだけでなくブラウザでの利用も対象。SNSを使いすぎないようスマホにはアプリを入れていないけれど、ブラウザでちょくちょく見てしまう、という私の状況にもぴったりです。
SNSは、なんとなく見て時間を浪費してしまいがちである一方、友達との連絡でも使う大切なコミュニケーション手段。例えば人と待ち合わせの時に、もし通信量がオーバーして通信ができなくなったら、居る場所などのやり取りができなくなってしまい、不便だし不安になります。そのような不安がなく過ごせるという点は、もはやインフラとなっているインターネット通信としては大きなメリットです。
そして、「契約しているデータ通信量+SNS使い放題」となるのでとてもお得感があります。そのお得感と安心感は、LINEモバイルの大きな利点だと思います。
docomo回線が使える
よく行く田舎町でお世話になる家が、docomoしか電波が室内に入ってこないという状況だったので、「次変えるならdocomo回線がいいな」と思っていました。SIMによってどの大手キャリア回線を使えるかは違いますが、今LINEモバイルでは大手キャリア3社全て使えるようです。
テザリングできる
出先でパソコンを使うこともあり、ポケットwi-fiなどは持っていない、となると、行ったお店や施設にwi-fiがなければインターネットに接続できなくなります。もっとwi-fiが普及してほしいのですが、私が現状できる対策としてはiPhoneからのテザリング。
iPhone8でdocomo回線を使っていますが、問題なくテザリングが使えていて助かっています。
プランがシンプル、オプションもわかりやすい
大手キャリアがやっている、いろんなプランを組み合わせて安く使えると謳う契約や、いわゆる「2年縛り」。各社が毎シーズン力を入れている、シリーズ物のCM。ここ数年、そういうものに嫌気がさして、「何に対してお金を払っているのか、何にお金が使われているのかわからない」という不信感がありました。
なので、LINEモバイルのかなりシンプルなプラン設定やオプションはわかりやすく、魅力的でした。「留守電サービスさえオプションなのか…」などと思うこともありますが、今のところオプションは付けずに使っています。
また、最低契約期間は1年。それ以内に契約を止めると解約手数料が必要になります。大手キャリアはこれが2年。1年もちょっと長いけどまあいいか、という感じです。
LINEポイントを貯めるため使っているサービス
LINEモバイルの料金をポイントで払うには、簡単な設定が必要です。それをした上で、以下のサービスを使っています。
LINE pay
スマホ決済のLINE payを、たまに使っています。以前キャンペーンがあった際、中古パソコン購入でLINE payを使ったところ、ポイント約4500円分、LINE pay残高5000円がもらえました。
LINEポイントの「貯める」ページ
LINEアプリからLINEポイントのページに行くと、広告を見たりすることで数ポイント貯められるようになっています。貯められる額は微々たるものですが、塵も積もれば山となるということで。
LINEトラベル経由でBooking.com・Agoda
LINEトラベルのページには、いろんな旅行関係のサイト(宿泊予約、航空券予約など)がまとまっており、そのページから各種サイトにアクセスすると、宿泊代などの数%分のLINEポイントが後日もらえます。還元率は、サイトやタイミングによって違います。
私はこの数ヶ月で、国内外のゲストハウス・ホステルの予約にBooking.comとAgodaを計12回使っており、全てLINEトラベル経由で予約しました。私が今年5月に使った時はBooking.comは10%還元で、特にお得でした。旅行の際はおすすめです。
LINEショッピング経由でAmazon
こちらもLINEトラベルと似たサービス。LINEショッピングのページを経由して、掲載されている通販サイトにアクセスし買い物することで、後日LINEポイントがもらえます。
私はAmazonを2ヶ月に1回くらい、楽天市場をごくたまに使うくらいですが、その2つのサイトはもちろん、他の通販サイトも多く掲載されています。Amazonは還元率0.5%のことが多く、私はAmazonで高額の買い物をすることが少ないのでそれほど恩恵は受けていません。なのでよく経由するのは忘れがちです、、色々な通販サイトを使っている人にはおすすめ。
電話代・メール代を浮かせる工夫
以上のような「LINE経済圏」でポイントを得るのに加えて、電話代やメール代を抑える工夫もしています。
LINE Outで、1分3円から電話できる
安く電話を使うとなると、LINEモバイルでは「いつでも電話」(30秒10円)が比較的有名だと思います。普通に電話をかけると30秒20円ですが、「いつでも電話」のアプリを経由するだけで半額となります。
しかしこれより安く電話ができるサービスが、LINE Out。LINEアプリのホーム→主なサービス→その他サービス と辿っていくと見つかります。細かくは以下の2種類サービスがあります。
- LINE Out Free…使う前に動画広告を見ることで、無料で電話できる
- LINE Out…事前に「コールクレジット」を購入しておき、格安で電話(固定電話:1分3円、携帯電話:1分14円)
※コールクレジットもLINEポイントで買えます
使い勝手はあまり良くなく、以下の点が気になっています。
- 前に使ったことがあってもSMS認証させられ、手間がかかる
- Freeでは動画が再生されないことが多々あり、利用を諦めることも
- 通話品質はそれほど良くなく、聞き辛いことが多い
- 相手には非通知でかかるらしい(以前私の番号を登録している知り合いにかけたとき言われました)
それでも良いという場合(知り合いでなく、お店や施設に電話する時など)に使っています。
LINEで連絡を取っている相手には基本LINE上の通話を使いますし、今のところ電話をかける頻度は低いので、使えています。
脱SMS
auでiPhoneを使っていた時は、母(ガラケー)への連絡はSMSでしており、どちらもauだったので家族内無料の恩恵を受けていました。しかしその癖で、LINEモバイルにした後も何回かSMSでメールを送ってしまい、1通3円かかってしまいました。
これを機に、母にもYahooメールから連絡をするようになりました。これでSMS代もかかりません。
総評:LINEモバイル、とても満足しています。
以上のようなことをしながら使っているLINEモバイル。予想以上に問題なく使えているし、ポイントを駆使して基本料金をまだ払わずにいられているのでお得感もあり、とても満足です。