ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

「歯を磨く」用途では、歯磨き粉は要らない。

ブログをしばらく放置していても、コンスタントにアクセスされていたこの記事。

mizukifukui.hatenablog.com
しかし、この1年ほどで自分の変化があったので、その変化の一つを書いておきます。

そもそも、歯磨き粉を使っていた理由

「必要かどうか考えて、その必要性や選択したものに納得した上で使う」ということを、数年前から少しずつ大切にしてきた私。

歯磨き粉も、必要かどうかも考えました。ですが、1年ちょい前の私の考えは以下の通りでした。

歯磨き粉を使わずに歯磨きをしている人もいるのは知っているので、歯磨き粉は必ずしも生活必需品とは言えません。なくて良いと思えるなら、身軽に暮らせるし節約にもなるので良いと思います。でも今のところ、私は歯磨き粉を使いたいと思っています。私は口の中をすっきりさせたくて歯磨きをしているからです。

歯磨き粉を変えて1年。石鹸歯磨き粉を3種類使って今思うこと。 - ことばあつめ。

すっきりするためには歯磨き粉が必要、と思っていたわけです。

それまでも歯磨き粉なしで歯磨きをしたことはありましたが、普段使っている歯磨き粉の余韻(?)がブラシから染み出して微妙な味がすることが嫌で、習慣にはなりませんでした。
歯磨き粉を使っていない人もいるとわかっていながらも、ちゃんと磨けるのか、虫歯になったりしないか、というところも心配でした。 


でも、歯磨き粉なしを試してみた

しかしそれでも、歯磨き粉を使わない生活も気になっていました。

今後、歯磨き粉を使う回数を減らしてみようかなと思っているし、ゆくゆくは使わなくてもいいと思える状態になったらいいなとは思っています。

歯磨き粉を変えて1年。石鹸歯磨き粉を3種類使って今思うこと。 - ことばあつめ。

こんな思いもあってか、去年末〜今年(2019年)初め頃、なんとなく歯磨き粉なしを試し始めました。1日2回の歯磨きのうち1回を歯磨き粉なしにし、次第に2回とも歯磨き粉なしで歯磨きするようになりました。

「歯磨き粉を使わないとすっきりしない」と思っていたのですが、ブラッシングだけで歯の表面もツルツルになるし、食事の後の余韻もだいたいすっきりすることがわかりました。「な〜んだ、思い込みだったんだ」と拍子抜けした気分。

確かに歯磨き粉を使った方がすっきりはしますが、使った時と使わない時でそこまで違いもないように思えました。

なのでしばらくは、歯磨き粉なしで過ごすことができました。
(今は不本意ながら、歯磨き粉を1日1回使う生活になっています。その理由はまた別の記事で。) 


歯磨き粉なしのメリット

① ちゃんとブラッシングできる

これは一般的な歯磨き粉から石鹸歯磨き粉に変えた時にも思ったことですが、歯磨き粉を使わないでいるとさらに、力を入れなくても歯ブラシをしっかり歯に当てることができます。歯磨き粉の泡にごまかされることなく、どこを磨いているのかわかるので、奥歯にも歯ブラシを当てられます。

歯磨き粉なしで歯磨きするようになって数ヶ月してから歯科検診を受けたところ、虫歯もなく、歯垢が固まってできてしまう歯石もほんの一部のみ。「虫歯になってしまうのではないか」という心配は、逆に歯磨き粉を使わなくなったことで軽減したと言えます。

一方で、歯磨き粉を使って不用意に安心してしまっていた状態から、「歯磨き粉使ってない分気をつけなきゃ」と意識的に口内をチェックしたりする行動にも繋がったようにも思います。

時々糸ようじを使っていますが、その際に取れる歯垢も減っているのを実感しています。つまり、歯ブラシだけで汚れがよく取れるようになっているんです。

また、ブラッシングにかかる力も感じやすくなったのか、前よりも力を抜いてブラッシングできるようになり、歯ブラシの毛先が傷みにくくなりました


② 「なくても困らない」…旅の持ち物が減る、ストックの心配がなくなる

私にとって、旅に出る時に持って出て行くものの量や重さはとても大事な事項。そして日常生活でも、「ないと困るもの」は最低限にしたい。歯磨き粉1つでも、ないと困るものが減るのは、身軽になれた感覚がありました。「もうすぐなくなるから買わないと」という心配も無くなります。


③ 節約になる

これは言わずもがな、かもしれませんし、それほど高額でなく、かつすぐ使い切るものでもないとは思いますが、出費を減らすことができます。


④ 体や環境への負担がなくなる

天然成分でできた石鹸歯磨き粉でも、それを体に使い排水しているのは事実。「歯磨きのためにはしょうがない」と思っていましたが、歯磨き粉を使わなくなることで、そのもやもやを手放すことができました。 


「歯を磨く」用途では、歯磨き粉は要らない。

以上の経験から、私は歯を磨く用途ではなるべく歯磨き粉は使わないことにしました。食事の余韻が取れなくて嫌な時に、手元に残っているものをたまに使うことはあるかな、と思いますが。

そして、思い込みを取っ払う大切さも、少し実感することができました。歯磨き粉は、“より良い”すっきり感を得るためにあったんですね。

「歯磨き粉は必須、当たり前じゃん」と思っている方も、自分にとって必要か、考えてみては?とおすすめしたいし、「歯磨き粉使わなくても大丈夫なのかな」という方には、「意外と大丈夫です!」とお伝えしたいです。頻度を変えてみるだけでも発見があると思います。

 

関連記事(2019.9.2追加)

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