ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

韓国映画・バラエティにハマって1年半…韓国語の勉強を始めてみた。“日本人が学びやすい貴重な外国語”に思う色々。

韓国の映画やバラエティ番組を色々見始めて、1年ちょっと経ちました。そのきっかけになった映画「タクシー運転手」を見てからは1年半以上経っています。

mizukifukui.hatenablog.com

これまで韓国語については、文字の仕組みを少しさらったのと、映画や番組を通してのリスニングだけしてきて、敢えて手を出してこなかった文法。そろそろちゃんと学びたいと思い、満を辞して、文法の参考書を買って勉強を始めてみました。

この段階に至るまで、韓国語を通して、言語習得や“似ている外国語”について色々気づき、考えてきました。いまいちまとまらないのですが、今思うことを記しておきます。

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「永遠のソール・ライター」展に行ってみた。誰でも写真が撮れる今見る、“カラー写真×芸術”の先駆け。

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の写真展「永遠のソール・ライター」に行ってきました。アメリカの写真家、ソール・ライター(1923〜2013)の回顧展が、2017年ぶり2回目に開かれています。

優待券があったので、あまり興味はないものの用事のついでに行ってみたのですが、ざっと感想を書いてみます。

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概要

1950年代からファッションカメラマンとして活動したソール・ライター。80年代には商業写真の世界から身を引いていましたが、2006年に写真集を発売したのを機に再び脚光を浴びました。

そんな彼の、モノクロの写真、当時は珍しかったであろう50年代以降のカラー写真、そしてずっと嗜んでいた絵画などの展示がありました。

商業的に撮られることが多かった写真の世界で、芸術的な観点で写真を撮り続けていたようです。

www.bunkamura.co.jp

 

感想

ガラスや水面の反射を捉える写真は気に入った。

主な写真撮影の舞台はニューヨーク。街の店などのショーウィンドウに映る人影とウィンドウの中の商品が見事に捉えられた写真や、雨で濡れた道路に反射する街のネオンなどの写真は、私もそういう写真を撮ることがあるので着眼点に共感しつつ、とても素敵な作品でした。

 

ニューヨークの変わってなさ

日本ではまだ「戦後」という雰囲気も強かったであろう50年代前半などの写真に映るニューヨークの様子は、普通に都会で、今ともさほど変わっていないんじゃないかとさえ思えるくらい。特にカラー写真では、その「変わってなさ」は強く感じた気がします。

 

誰でもいくらでも写真が撮れる時代から見る、当時の写真

フィルムも不要で、スマホがあればカメラさえ不要で、誰でも何枚でも写真を撮れる今。今回主に見た1950年代当時の写真の貴重さを考えれば、「隔世の感」があるなあと思いました。

「写真=モノクロ」という時代も、あまりにも想像が及ばなくて。今はあえてモノクロを選ぶことはあっても、モノクロ写真は少数派です。しかも今は動画も手軽に撮れる。いやはや、隔世の感。

 

綺麗だったり面白い着眼点の写真を見るのはそれなりに楽しかったけれど、正直私はこの写真展にお金を払って行こうとは思わないし、「わざわざ見に来ている人はどういう関心のある人なんだろう」と、終始不思議というか疑問ではありました。

でも、“カラー写真×芸術”の先駆けだった人なんだろうというのは理解できたので、今に通じる写真の概念を半世紀前にすでに作り上げていた写真家がいるということがすごい…のかな?と思います。

例えるなら、銀閣寺の書院造りの部屋があまりにも“普通”に見えるけど、これが作られたのが数世紀前で、今に通じる“和室”がすでにあったことを考えるとすごい、みたいなやつ。

私にとっては「へぇ〜」という感じではありましたが、自分の趣向を知るためにも、普段自分からは触れないものに触れに行く時間もあっても良いなとは思った次第です。

 

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以前行った美術展など。↓

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1ヶ月で3213ポイント!“ポイントが貯まるSNS” Poplleで貯まったポイント数の記録。

11月から、Poplleというアプリを使っています。インスタグラムに似た、写真を投稿するSNSアプリですが、いいねする&されることなどでポイントが貯まり、1ポイント1円換算+手数料で商品や現金と交換できるサービスです。

mizukifukui.hatenablog.com

まだまだ始まったばかりのアプリのようなので、いまいち足りないなと思う機能もあるし、アプリ内の機能がちょくちょく追加されたり一時停止されたりしています。貯まる「いいね」の変遷も、いいねした写真の履歴も見られません。

実際一日にどれくらいの「いいね」(※便宜上ポイントと書きます)が、どの機能を介して貯まっているのか知りたくなったので、毎日記録をつけてみました。1ヶ月経ったので、その結果をまとめてみます。

  • ポイントを貯めるのに使った機能
    • 他の人の投稿に「いいね」+「もっといいねをもらう」
    • 最低限の回数の写真投稿
    • Poplle GO
    • おまけ:5000ポイント以上→いいねできる回数up、500ポイント付与
  • 1/6〜2/5まで、1ヶ月のポイント記録
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QUEEN展@横浜に行ってきた。多角的にQueenに浸れる空間。

現在横浜で開催中のQUEEN EXHIBITION JAPAN〜Bohemian Rhapsody〜」(通称QUEEN展)に行きました。

www.queen-exhibition.jp

2018〜19年にかけて映画「Bohemian Rhapsody」が世界的にも大ヒットし、Queenのファンはまた増えたわけですが、私もその一人です。今は亡きフレディ・マーキュリーや、当時のQueenにもっと近づきたいという思いで、行ってきました。

感想を交えつつ内容などをレポートします。

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  • 展示品の内容
  • ブースごとに流れる当時の映像
  • フレディの等身大立像
  • 物販も充実
  • 混み具合
  • まとめ:「本当にいたんだな」と実感できた。
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食品工場で一日働いてみて思ったこと。

先日、派遣バイトで一日だけ食品工場で働きました。前から、どんな仕組みになっているのか興味があった食品工場。働いてみて思ったことを書いてみます。

  • ベルトコンベアーに操られる自分
  • 意外と集中が求められる
  • ベルトコンベアーの副作用
    • 工業製品としての食べ物。
    • 目の前のものにしか責任は持ちたくない。
  • 意外と人の手がかかっている
  • 食べ物の匂いにやられかける
  • 多国籍な環境
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本日休刊。

「今日は休刊です」という更新には意味があるのか?と何度も思ってはいますが、「自分のできないこと・できなかったことを晒す」という訓練にもなるのではないかと思い始めました。

ストック記事が書けていれば…とも思うし、書く時間が取れたはずなのに…とも思います。が、今のところは「お休みです」ということであろうと更新すること自体にそれなりに責任?も感じているので、まあありではないかと。

というぼやきを残しておきます。

「謎の独立国家ソマリランド」を読んで、アフリカの角・ソマリから学んだこと。

知り合いが昔話題にしていて聞いたことがあった、「ソマリランド」。当時はよくわからず「ソマリアなら知ってるけど」と聞き流していたけれど、きっとこの本のことを言ってたんだなあと5年以上経ってわかりました。

その本が、ノンフィクションライター・高野秀行氏の『謎の独立国家ソマリランド』。

今国際的に認められていながらも、無政府状態がしばらく続いたりと混乱の続くソマリアと、その一部で平和に“国”として機能している「ソマリランド」。著者がその存在や成り立ちに興味を持ち、ソマリランドと、同じく「ソマリア」内の“プントランド”や首都モガディショに出かけていくノンフィクションです。

この本で描かれる旅そのものも、そこから得られた発見の描写も本当に面白い作品でした。

そして何と言っても、旅行記としても心底面白くて惹き込まれるのと同時に、小難しい説明でなくいつの間にか「壮大なテーマ」にたどり着くのが、心底嬉しい驚きでした。日本と全く違う仕組みで成り立つ社会を著者とともに垣間見て、いろんなことを考えさせられました。

面白かったところをあげるとキリがないくらいですが、心底なるほど!と思えたことや考えさせられたことを何点か紹介します。

  • 本の内容
    • 章立て
    • ソマリとは
  • 読んで考えさせられたこと・学んだこと
    • イスラームが生まれた背景。遊牧民・氏族・契約社会の仕組み
    • 支援とは?「国際社会」とは?
    • 本当はいろんな形があって良い、“国”や“民主主義”
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