飲食店、使い捨てのお手拭き・紙ナプキンくれすぎ。仕方ないから、家の掃除や食器洗いに活用中。
飲食店で、使い捨ての紙ナプキンやお手拭きをもらうと、使わず持って帰ってくることが多い私。母親がよくそうするので私もその習慣がつきましたが、その場で使うより良い活用方法ができていると自負しております。
そもそも、そんなに手を拭きたいか
ファストフード店やカフェに行くと、紙ナプキンが別で置いてあっても、わざわざトレーなどに載せられてしまうことが多いですよね。必要な人は取ればいいだけなのに。
不要な人にとってはただ捨てるだけになってしまうし、ナプキンも無駄に減ってしまうし、店員さんの一手間もかかるし、どうしてこんな無駄で勿体無いことをするんだろうといつも思ってしまいます。もてなしやサービスの一部になってしまっているんでしょうか。
ナプキンを自分用に置いてくれないと不満な人がそんなに多いのでしょうか?私は逆に、「要らないのにもらってしまった…」という罪悪感や理不尽さを感じさせられているようで不快です。
そもそも、どれくらいの人がナプキンを必要としているんでしょう。私は、よっぽど汚れていると思う時以外手を拭かないし、汚れていると思うなら手を洗うし。不潔と思われるのかもしれませんが、私はみんな清潔さを求めすぎだと思っています。
そして、食事をするのに手を使うならまだ、お手拭きをくれるのはわかります(それも必要な人が各自取れればそれでいいと思うけど)。でもそうでなくて、箸やスプーンなどで済む食事なのにお手拭きをつけるってどうなの?と思ってしまいます。
また、逆の立場としても、「みんながみんなお手拭きを使っているわけではない」という実感を持っています。私は時々温泉旅館の住み込みバイトに行くことがありますが、夕食の片付けをするときに、置いていた使い捨てお手拭きが使われず残されていることがまあまああります。
数千円分する温泉旅館の夕食で「お手拭きを各自自由に」とするのはちょっとサービスとして足りないのかな、とも思うので、せめて使い捨てでないものを置くようにしたらいいのになと思っています。
持って帰るなら、ちゃんと活用してあげよう。
以上のように、「飲食店は、使い捨てのお手拭き・紙ナプキンをくれすぎ」と思っているわけですが、それを「勿体無いから」と持ち帰ってきても、ただ溜まっていくだけでは意味がありません。
うちの場合、もらってきた紙ナプキンを食卓で使うことがたまにあります。ナプキンの上にフォークを置いたり、餃子用の醤油の小皿の近くに置いたり(ラー油とかの油が飛ぶから?)。でもその頻度はそう多くないので、紙ナプキンもお手拭きも気づくと溜まってしまいます。お手拭きも、今20枚ストックがありました…
何より、紙ナプキンやお手拭きって、手を少し拭いて捨てられてしまうには惜しいほど、もっと活用する余地があるんです。私の活用方法を紹介します。
紙ナプキン:食器洗い前の食器・鍋の油汚れを拭く
前にも記事で触れましたが、私が食器洗いをするときは、洗剤を使わなくて済むよう「びわこふきん」を使っています。
ふきん自体も油を絡め取る力があるのですが、より効果を高めるためには事前に軽く水で流したり、拭いたりしておくと良いです。なので油汚れが気になるときは、紙ナプキンで少し拭くようにしています。
お手拭き:掃除で油汚れを拭き取る
使い捨てのお手拭きは、中身は湿っているわけですが、しばらく放置していると水分が蒸発してカピカピになります。お手拭きとしてはあまり使いたくない状態かもしれませんが、質感的にはまさに、小さいキッチンペーパーのように使うことができます。
特におすすめな使い方は、コンロ周りなど、油汚れが溜まったところの掃除。乾いたお手拭きでも、重曹を混ぜた水を染み込ませてこすると油汚れが取れるし、お手拭きは丈夫なのでゴシゴシしても破れません。そして元々湿らせてあっただけあって水分はよく吸い取り、油分はよく絡めとります。雑巾などで油汚れを拭いても、ギトギトの汚れを洗うのはなかなか大変だと思うので、あとは捨てるだけでいい使い捨てお手拭きは適任です。
「じゃあキッチンペーパーや掃除用のシートを使えばいい」と思う方もいるかもしれません。でも、わざわざ買わなくてもお店でもらえてしまうお手拭きをこうして活用できるなら、お手拭きにも自分にも助かる、一石二鳥ではありませんか?
エコ的観点からも、本当は飲食店が、ナプキン等の出し方を見直してほしいです。ナプキンやお手拭きが要らない人もいるのを知ってほしいし、使い捨て容器も含め、ゴミを多く出す店は利用したくないなと思う。だけどすぐには変わらないとも思います。だからこそ、しばらくは、こういう活用の仕方をしていきたいと思います。