びわこふきんを半年使ってみた。今感じる変化・コツ・メリットまとめ。
食器洗いの時に、洗剤不要の「びわこふきん」を使い始めて、半年ちょっと経ちました。ふきんの変化や、使ってみてのコツなどを解説します。
▼以前のびわこふきんの記事はこちら。主な使い方などはこちらで紹介しています。mizukifukui.hatenablog.com
半年での変化
まず前提として、私がふきんを使う頻度は、「2〜3人分の食器洗いを時々するとき」というくらい。多分、一人暮らしの人が日常的に使う頻度と同じくらいではないかと思っています。
それを踏まえた上で、半年使ったびわこふきんをご覧ください。
見た目・臭い・効果:ほぼ変化なし
1ヶ所だけ、糸が千切れてほつれたような箇所がありますが、それ以外はなんともないです。臭いは、使い終わってすぐ・濡れている時はほんのり生臭い気がしますが、乾けば気になりません。洗い上がりの変化も特に感じていません。
端が薄っすら黒ずんだ
全体的に、端の部分が薄っすら黒ずんでいます。おそらく、ボウルの返しの部分に溜まっていた黒ずみをふきんで取ってから徐々に広まって、温度や湿度が高い間には「これで食器を洗うのはまずいかもしれない」「カビかもしれない」と思うほどでした。今は冬なので、温度湿度が低いからかだいぶマシになりました。(カビなのかな…)
吸った油分が溜まってきた?
ふきんが吸い取った油分が影響していると思しき変化も、いくつか感じています。
1つは、完全に乾いてもカピカピにならなくなったこと。以前は乾くと固くガサガサで、乾いた状態で折り曲げても跡がつきにくいくらいでした。しかし最近は、乾ききっても少ししんなりしていて、優しい感覚。
そして2つ目は、使い終わった後に石鹸で洗っても、絞って出てくる水がきれいになるまでしばらくかかるようになりました。以前はすぐにきれいになっていたのですが。
うまく使うコツ
1ヶ月ほど使った時点でも、記事で何点をコツは書きました。それに加えて、しばらく使ったことでわかったコツを紹介します。
ふきんで食器をこする前に、浸け置き→軽く流す でだいぶ違う。
普段私は、使った食器はしばらく水に浸けておきます。そして食器洗いをする時には、食器等の中に溜めた水を流す時は、ざっと汚れをこすってから流してみています。
また、汁物・煮物などの残りの汁がある時にも、そのままふきんをつけて洗うのではなく、水でざっと流してから洗います。
こうすることで、結構ハードめに見えた汚れもすっきり落ちるようになりました。ふきんの持ちを考えても、できるだけ汚れを吸わせない方が良いと思うし、ちょっとした一手間ですが汚れがより落ちてくれた方が嬉しいのでおすすめです。
この習慣のおかげで、「てか、そもそも手と水で十分落ちる」ということも学びました。
洗剤とスポンジも、使い分け&併用すべし。
ふきんと合わせて、一般的な洗剤とスポンジも併用しています。ふきんをメインで使いますが、洗剤・スポンジを使う場面は、
- 油を使う調理をしたフライパン・鍋
- 動物の肉を使った油っこい料理を入れた食器
を洗うときです。特に後者については使っているうちにコツがわかってきて、調理法にもよるのでしょうが、魚料理はふきんで十分。でも肉だと油が取りきれないのです。
今うちで使っているスポンジは、汚れを擦りやすい硬めの素材のものです。なので、こびりつきが気になる時は洗剤を追加せず(スポンジに残っている洗剤頼りでw)こすって、油汚れが気になる時は少し洗剤をつけて洗います。洗剤をふきんにつけても良さそうだけど、私はやってません。
全部をふきんで洗おうとすると、油汚れなどが気になってしまって嫌になりそう。それよりは、ちょうどいい具合で洗剤なども併用して、継続しやすくなる方が良いと思います。洗剤を使わなくても十分洗えるものも十分あるので、洗剤の使用は確実に減らせます。その分、肌や環境に良い洗剤を使うのも良さそうです。
メリット
細かいところも洗える
ふきんで洗う大きなメリットだなと感じているのが、形の変幻自在さ。
鍋の縁や返しになっているところなど、スポンジでは入らないし見逃しがちな場所まで洗えます。細長いコップや水筒などは、ふきんを折って入れればある程度は洗えます。
表面積が広い→汚れたら裏返せばよい
上記の「形の変幻自在さ」とも関連しますが、ふきんを折って使う分には、実際食器などに触れて汚れを絡め取っているのはほんの一部。汚れが気になってきたら、裏返したりして違う面を使えば良いのです。
洗う時に力入れやすい
スポンジはふわふわしていることが多いし、洗剤の洗浄力に頼って、力を入れずに洗うことが想定されているように思います。
だけどふきんにはそのクッション性はないので、食器の表面にこびりついたものなどは感覚ですぐわかります。ゴシゴシしやすくて、洗っている実感が得やすい気がしています。
2020.4.17追記:洗剤の泡が食器につかない→シンクの中以外の場所に仮置きしやすい
洗剤で食器洗いをすると、流す前の食器には泡がつきます。そのため、シンクの中に置いておかないと泡が色んなところについてしまいます。
しかしびわこふきんでの食器洗いは洗剤を使わないので、ちょっと濡れてもよければ、シンク部分の隣に仮置きすることができます。
これ、こう書いただけでは「何言ってんの」って感じかもしれませんが、実際にやってみるとシンクを広く使えてすごく便利なんです。これまでも、泡のついた食器類を仮置きしたりしてたかもしれませんが、泡がつくのはなんだかなあ〜という感じでした。今は気にせず置いておけます。
まとめ:半年経っても満足してます。
私は半年使い続けても大きな問題はなく、満足して使い続けられています。洗剤の使用を減らしたい方には十分おすすめできると感じています。
「びわこふきん」も十分使い続けたいと思えていますが、次回は同じガラ紡でできたふきんや、他の天然素材で洗剤いらずのふきんを試してみたいと思っています。また変化があったらお伝えします。
2020.7.12追記:丸1年使えました。
同じふきんを、1年使うことができました!
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