ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

2020年上半期に見た映画33本まとめ。

今週のお題「2020年上半期」で、「そういや、見た映画をまとめたかった」と思い出しました。遅ればせながら、上半期に見た映画をまとめてみたいと思います。本数は、33本でした。

星もつけてみますが、去年見た映画の総まとめと同じく、

  • ☆5つ:とても良かった!他の人にもぜひおすすめしたい!!
  • ☆4つ:良かった。見て損はなかった。(基本これ)
  • ☆3つ:期待とはちょっと違った。ちょっと良さがわからない。
  • ☆2つ:よくわからなかった 

という基準でいきます。

 

2020年上半期に見た映画一覧

製作年 製作国 評価
エターナル(Single Rider) 2016 韓国 ☆☆☆☆
パラサイト 2019 韓国 ☆☆☆☆
国家が破産する日 2019 韓国 ☆☆☆☆
国際市場で逢いましょう 2014 韓国 ☆☆☆☆
殺人の追憶 2003 韓国 ☆☆☆
TelAviv on Fire 2018 ルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー ☆☆☆☆
サイゴン・クチュール 2017 ベトナム ☆☆☆☆☆
今日の恋愛 2015 韓国 ☆☆☆☆
だってしょうがないじゃない 2019 日本 ☆☆☆☆
Snowpiercer 2013 韓国・アメリカ・フランス ☆☆☆
完璧な他人 2019 韓国 ☆☆☆☆
塔の上のラプンツェル(Tangled) 2010 アメリ ☆☆☆☆
スキャンダル(Bombshell) 2019 アメリ ☆☆☆☆
BlacKkKlansman 2019 アメリ ☆☆☆☆☆
メアリと魔女の花 2017 日本 ☆☆☆☆
レ・ミゼラブル 2012 イギリス ☆☆
Catch Me If You Can 2002 アメリ ☆☆☆☆☆
The Guest: Aleppo-Istanbul 2017 トルコ・ヨルダン ☆☆☆☆
私たちはどこに行くの? 2011 フランス・レバノン・エジプト・イタリア ☆☆☆☆
プリズン・サークル 2020 日本 ☆☆☆☆☆
He Named Me Malala(わたしはマララ) 2015 アメリ ☆☆☆☆
レ・ミゼラブル 2019 フランス ☆☆☆☆
Hidden Figures(ドリーム) 2016 アメリ ☆☆☆☆
Life of Pi 2012 アメリ ☆☆☆☆☆
My Life in Ruins 2009 アメリカ・ギリシャ・スペイン ☆☆☆
Goodbye Christopher Robin 2017 イギリス ☆☆☆☆☆
The Green Lie(エコの嘘) 2018 オーストリア ☆☆☆☆
おちをつけなんせ 2019 日本 ☆☆☆
君の名は。 2016 日本 ☆☆☆☆☆
Swing Kids 2018 韓国 ☆☆☆☆
The Shape of Water 2017 アメリ ☆☆☆
The Secret Life of Walter Mitty(LIFE!) 2013 アメリ ☆☆☆☆
Snatched(クレイジーバカンス ツイてない女たちの南国旅行) 2017 アメリ ☆☆☆☆

いつもより圧倒的に、アメリカなど欧米制作の映画が多くなりました。これは、「music.jp」の100%オフクーポン(=無料で見れる)が使える作品がアメリカ等の映画が多いからです…。

mizukifukui.hatenablog.com

 

お気に入りの映画5本

上記の表で5つ星をつけた作品は7本。その中から特にお気に入り・印象的だった映画を5本選んでみました。

※物語の展開についてはネタバレないつもりですが、あらすじや細かい場面などの話は少しします。

 

サイゴン・クチュール

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1月に見た作品ですが、今のところ今年一番好きな作品です。

物語の展開はもちろん、音楽や色合いもとにかくポップ。元気をもらえる、何度でも見たい作品です。思い出しただけで楽しい余韻に浸れます。また見たいな〜。

詳しくはこちらの記事で。

mizukifukui.hatenablog.com

 

ブラック・クランズマン

劇場公開された時は、気になっていたけど見そびれた作品でした。

舞台は1970年代のアメリカ・コロラド州。地区の警察初の黒人警官が、白人至上主義の団体KKKクー・クラックス・クラン)のメンバー募集の広告を見て電話をかけ、仲間と協力して「潜入調査」を試みていく話です。

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一番衝撃的だった場面が、ある事件に際して主人公が無線で応援を頼んだ場面。直接主人公とは面識のない警官たちが到着し、最初に取り押さえたのは、私服だった主人公だったのです。一方、本来取り押さえるべき相手は白人女性。「黒人=犯人」という明らかな偏見が表されていました。

KKKが目論む事件を今すぐ止めなければならない、というとても緊迫した場面だったので、思わず「えっ」と声が出ました。そして、今アメリカを始め各国で訴えられているBlack Lives Matterの動きの前提にある人種差別というものを、目の当たりにした気がしました。「今起きているのはこういうことか…!」と腑に落ちました。

エンタメ性もあり、一方で色んな事実に基づいている脚本にも圧倒され、とても見応えがありました。

 

プリズン・サークル

刑務所内で、更生のためのプログラムを受ける受刑者たちを追った、ドキュメンタリー映画です。

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考えさせられたこと、感じたことが沢山あった映画でした。詳しくはこちらの記事で。

mizukifukui.hatenablog.com

 

ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日

副題の通り、トラと漂流した少年の物語です。

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片時も目を離せない緊張感が常にあり、見終わった時はどっと疲れを感じるほどでした。動物が色々出てくるのでCGも多いはずですがそれほど不自然な感じもなく、小舟の上で虎たちと格闘する場面などは臨場感もあり、主人公の演技力すごい…。とも思いました。

「漂流もの」だと、キャスト・アウェイ(Casted Away)」も見たことがあって、結構好きでした。知恵を絞って生き延びていく様子が、ハラハラ・ワクワクして好きなんだと思います。

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グッバイ・クリストファー・ロビン

日本では劇場公開がなかったようですが、配信で見つけました。

かの有名な「くまのプーさん」が生まれた背景を描く伝記映画です。「プーさん」についての映画ということで、気楽にみれる感じかと思っていたら全然違い、見応えがありました。

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元々は、作者の息子がクリストファー・ロビンで、彼のお気に入りのぬいぐるみが「プーさん」。スランプに陥り、家族との関係も見直すため、ロンドンから自然豊かな地域に移住した一家。そこでの日々や見えたものを基に「くまのプーさん」の物語が生まれます。

戦後という荒んだタイミングも相まって、癒される童話として大ブームになった「プーさん」。両親を始め大人たちに、「モデルになった、リアル・クリストファー・ロビン」としてメディアなどで取り上げられ、ちやほやされるクリストファー・ロビン。時に世界に連れ回され、時に両親に置いて行かれ。普段着る服も、物語の絵とそっくりのものを着せられます。

クリストファー・ロビンは幼いながらに、両親や乳母さんとのこれまでの森での生活が遠のいてしまったことや、物語の中のクリストファー・ロビンを投影され求められることに疲弊し、寂しさや孤独感を抱えてしまいます。

そんな難しい子どもの役を演じている子の演技も、不自然さがなくすごかったです。

親子の関係性や、子どもとの向き合い方・育て方を、とても考えさせられる作品でした。

 

上半期はこうして順調に色んな映画を見れていました。しかし、どうやら毎年、下半期にがくっと見る本数が落ちるようなので、下半期も意識的に色々見ていきたいところです。