コロナ禍でイレギュラーな体調不良に陥る不安。怯えながら過ごした1週間で感じたこと。
少し久々の更新です。この1週間ほど体調を崩しており、それが
- 人の多い場所に出かけた直後から
- これまでの風邪のパターンには当てはまらない症状
- 肺に違和感がある気がする
という状態で、「これはもしかしてコロナあり得る…??」と怯えながら、なるべく引きこもって過ごしておりました。
結局、先日信頼できるお医者さんに見てもらい、特に異常はなく「新型コロナなどの感染症ではないだろう」とのこと。そして体調も9割くらいは戻ったなという感じなので、ひとまずは安心しています。
このコロナ禍でイレギュラーな体調不良に陥る怖さをとても感じた1週間。感じたことなどを、残しておきたいと思います。
前提:体調不良の状況
まず前提として、私に起きた体調不良は
- 倦怠感
- 微熱(37度いかないくらい)
- 食欲不振
- 下痢
- 頭痛
- 肺に違和感(風邪の引き始めっぽい感じ・咳が出そうで出ない感じ、若干の痛み)
といった症状がありました。今はうっすら肺やら胸やらが痛む気がする、というくらいです。
原因としては、しばらく寒い外で過ごしたことでの冷えと疲れ、ストレスあたりかなぁと今は思います。
体調だけでなく、不安・怖さで精神的にもやられる。
これまでの風邪のパターン通りだったり、コロナに関連しそうな要因が思い当たらない体調不良ならまだしも、今回は「人の多い場所」「今までにない肺の違和感」という怪しそうな条件があったので、素人考えですが結構真剣に「コロナかも」と考えました。
そしてそれに関連して、いろんな考えや想像が頭をよぎりました。例えば、
- 自分の行動の、何がどう悪かったのか(細かい行動を思い起こしつつ)
- PCR検査とか受けるのか
- 陽性で隔離生活になったら、家かホテルかどちらで過ごそう
- 後遺症とか残ったら嫌だな
- 私はまだいいけど、同居の親がかかったら年齢的にまずそう
- 肺の違和感は何のせい?気にしすぎ?それともウイルスに蝕まれている?
- コーヒーの味がいつもより酸っぱくなかったのは、豆が違うのか、味覚が狂っているのか?(※多分前者でしたw)
- 今後どう生活するんだろう(行動を制限せざるを得ないのか)
- 医者やコールセンターに相談すべきかどうか
- うつしたらまずいから、不用意に外出できないし、家族ともなるべく接触を避けねば
などなど。元から心配性・考えすぎな性格なので尚更、寝る前などに色々考えて寝付けなくなったりもしました。
そんな状態で1週間近く過ごしてから、お医者さんに見てもらい「感染症ではないだろう」と診断してもらったら、かなり安心しました。その安心感や、心配事が減ったことで、「これまでかなり不安だったんだな」と逆に気づきました。頭の容量を結構持っていかれていた感覚に気づき、精神的に楽になりました。
このご時世のイレギュラーな体調不良は、単に体への負荷があるだけでなくメンタルへの負荷がかなりあることを感じました。今残っている肺らへんの違和感も、精神的なものな気もしています。わからないけど…
また、「コロナかも」と思うだけでこんなに不安になってしまうのだから、日本でも世界でも、私と同じような不安を持つ人も、実際にコロナにかかって不安や苦労を抱える人もたくさんいるんだろうなあと、思いを馳せました。
完全に安心はできないと改めて。
医者には感染症ではないだろうと言われ、安心もした一方で、完全に安心はできないとも思っています。無症状でもウイルスを持っている可能性もあるわけだし、まだ未知な部分も多いウイルスだし。まあそれは平時からそうなのですが、体調不良になったことでそのことをより自覚しました。
これまで、「コロナ禍の中でこれだけ過ごしてきてて大丈夫なんだし、消毒やマスクとかはして気をつけるけど、まあ普通に生活して良いだろう」と思っていました。なんでも自粛ばかりするには長期化しすぎているコロナ禍ではありますが、改めて気をつけようと思いました。
神奈川県のLINEのフォローアップにちょっと救われた。
神奈川県は、LINEと提携して「新型コロナ対策パーソナルサポート」という公式アカウントを運用しています。これを友達登録すると、
- 県の対策や感染状況などについての情報提供(県のサイトなどにも載っているもの)
- 体調についてのアンケート
- 体調不良があった時のフォローアップ
- お店や施設などにある「コロナお知らせシステム」のコードを読み取ると、同時に居合わせた人に陽性者が出た時など感染が疑われる際に、保健所から連絡が来る
などの機能があります。私は春から登録しています。
体調のアンケートについては、これまでは週1回ほど送られてきて答えていました。今回はそこで挙げられている「症状」にいくつか当てはまるものがあったので、体調を崩して3日目くらいのアンケートで、初めて項目にチェックをしました。
すると、追加の質問という画面が現れたので、回答。
結果、「すぐに受診する必要はない」というようなことが書かれた画面になり、「じゃあ、様子を見るか…」と判断しました。
その後も毎日1回、体調を尋ねる調査が届いており、体温や症状などを入力しています。
こうして得られたデータをどう活用しているのかなどは県民として監視もすべきですが、回答などしてみてまず感じたのは、安心感でした。
コロナかもと不安だったり、誰かに相談すべきか?医者に行くべきか?など迷うこともあった中、「大丈夫」「見てます」というメッセージが伝わる仕組みだと感じました。先ほども書いたように精神的にもやられがちな状況だったので、少し救われた気さえします。
また、そもそも、どんな症状が怪しいかというのがすぐ把握できたのも、このシステムのアンケートの項目を見ていたからかなと思います。
健康上の不安がないことは素晴らしいな!と改めて感じた1週間でした。今後も注意しつつ生活していきたいです。皆さまも健康にお過ごし下さい。