ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

インド映画の邦題に「きっと」が付きすぎる件。

先日、インド映画「きっと、またあえる」を見てきました。名門大学の寮で繰り広げられる戦いや、個性豊かな仲間との協力を描く、青春物語です。

youtu.be

歌が何ヶ所かで入ったりもして、2時間半という長い作品というのも、「ザ・インド映画」な感じでした。

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横浜アート巡り完結。「BankART LIFEⅥ 都市への挿入」で“7年ぶりの再会”。

先日行った「ヨコハマトリエンナーレ2020」で、同時に近隣で開催されている展覧会2つへお得に行ける「横浜アート巡りチケット」を購入しました。

すでに「黄金町バザール2020」には行って、後日“BankART LIFEⅥ「都市への挿入」”に行ってきました。

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横浜を自転車で。コミュニティサイクルbaybikeを使ってみた。

前から横浜の中心部でちょくちょく見かけていた、赤い電動自転車と、各所のポート。コミュニティサイクル「baybike(ベイバイク)」のものです。

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気になってはいたものの乗る機会がありませんでしたが、先日初めて利用してみました。使い方や感想をご紹介します。

  • 概要:ドコモが運営する横浜中心部のコミュニティサイクル。
  • 使い方
    • 会員登録
    • ICカードスマホを登録すると便利そう
    • 私がやった借り方:自転車を予約→パスコードで解錠
    • 返却
    • 利用料金の請求は翌月。
  • メリット:ポートも自転車も多い
  • デメリット
  • まとめ:横浜を縦横に動きたい時におすすめ。
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黄金町バザール2020(第1部)行ってきた。

横浜の黄金町〜日の出町界隈で毎年開催される芸術祭、「黄金町バザール」。今年も9/11から始まりました。今年はコロナ禍の影響で、期間が2部に分かれており、10/11まで第1部が開催中です。

www.koganecho.net

私は去年初めて見に行ったのですが、今年は「ヨコハマトリエンナーレ2020」などと合わせて楽しめる「横浜アート巡りチケット」なるものを買って、早速行ってみました。

1年ぶりの黄金町バザールで感じたことや、印象的だった作品を紹介します。

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  • 年ごとに若干変わる会場。路地の奥とかドキドキ。
  • 街の現代アートは、何でもない街並みもアートに見えてくる
  • 印象的だった作品
    • Johnagami Lab×伊佐優花「運龍」:”会いにくる”作品
    • 阿川大樹:建物の歴史を感じる、覗き見した奥にある言葉
    • SUZUKIMI「ひとつぶのすなのせんぶんのいち…ときのしずく」:もののけ姫…!?
    • 三輪恭子「おやすみスコープ」:“映えない”けど温かい時間の共有
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時代も国も超えた旅。1961年の旅行記「何でも見てやろう」感想。

以前何かで知って「いつか読もう」と思っていた、1961年出版の旅行記「何でも見てやろう」を読みました。当時のベストセラーであり、きっと海外旅行など縁遠かった当時はなおさら、いろんな憧れを胸に読む1冊だったのではないかと想像します。

(私が読んだのは初版1961年の単行本ですが、文庫のリンクを貼っておきます)

何でも見てやろう (講談社文庫)

何でも見てやろう (講談社文庫)

  • 作者:小田 実
  • 発売日: 1979/07/11
  • メディア: 文庫
 

インターネットやLCCなどの登場も相まって、気軽に安く海外に行けるようになった今と、もう半世紀以上前となったこの作品での旅は、どれほど“違う”のだろう、と思いながら読み進めましたが、予想以上に外国の事情にも著者の感覚にも「時代の違い」を強烈に感じました。

そんな印象を含め、感想を書いてみます。

  • あらすじ
  • 時代がすごい。
    • 汎アラブ主義:エジプトとシリアが合併した「アラブ連合」、ナセル大統領の時代
    • アメリカ(南部)の制度的黒人差別
  • 時代の世界観?
    • 「大国」と「小国」
    • 西洋と「アジア」という二項対立的世界観
  • 「時代の限界」を感じた、差別的表現
  • 自省的苦悩も書いていてすごい
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過去記事が公式ブログに取り上げられた!/オンラインだからこそ、人間的な交流を。

1ヶ月半ほど前に、「今週のお題」で書いてみた、とある記事。7月下旬にもなって、「そういえば上半期で見た映画をまとめよう」と思い立って書いてみたものでした。

mizukifukui.hatenablog.com

これが、忘れた頃に、公式ブログの「週刊はてなブログ」で紹介されました!初!

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ヨコハマトリエンナーレ2020に行ってきた。普段は見(え)てないものを見る営み。

去年の秋に「あいちトリエンナーレ」に行ってから、現代アートに関心を持つようになり、地元・横浜で3年に1度開かれる「ヨコハマトリエンナーレ」(略:ヨコトリ)もぜひ行ってみようと思っていました。

今年7月に始まったヨコトリ2020。開始直後から気になっていましたが、先日ようやく行ってきました。全体で感じたことや、面白かった作品を紹介します。

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  • ヨコハマトリエンナーレ 概要
  • 感想
    • ぽかんとしちゃう「わからなさ」
    • 全体像がぼんやりとしていて掴みにくい
    • 普段は見えない・見ようとしないものの提示
    • もうちょっと双方向性が欲しかった
    • もうちょっと具体性・社会性が欲しかった
  • 気に入った作品
    • エヴァ・ファブレガス「からみあい」:腸の多様な細菌の一部になった気分
    • エリアス・シメ「アリ&陶芸家。来たるべき5」など:身近で現代的素材の美しさ
    • ジャン・シュウ・ジャン(張徐展):アニメーションと音楽の不思議な魅力
  • まとめ:今後もぼんやり考えます。
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