夏野菜で和風ラタトゥイユ。素材の美味しさで、肉なしでも満足できる。
実家暮らしなのでそれほど頻度は多くありませんが、たまに夕飯の料理を頼まれて作ります。そんな料理の中でも、先日作って美味しかった「和風ラタトゥイユ」を、記録も兼ねて紹介します。
ラタトゥイユとは、フランス・ニース地方の「夏野菜煮込み」だそう。しかもそれを「和風」ということで、要は「和風の夏野菜煮込み」です。使う野菜や量はかなり自由なようですが、私が作ったものは以下のような感じでした。
作り方(3〜4人分)
野菜
材料 | 個数 | 切り方等 |
---|---|---|
トマト | 3(小さめ) | ざく切り |
玉ねぎ | 1 | ざく切り |
茄子 | 1 | 半月切り |
ズッキーニ | 1 | 半月切り |
パプリカ | 赤1,黄1 | ざく切り |
にんにく | 2かけ | みじん切り |
量としては、うちでは3人分のメインのおかず+0.3人前残りという感じでした。
他にも、人参を入れたり、トマトや茄子をもっと入れたりしたかったな〜と思います。また、しばらく置いても美味しいと思うので、もっとたくさん作ってしばらく楽しみたかったところ。
レンズ豆を入れる。肉はなし。
レンズ豆は中央アジア原産の豆で、中東の料理によく使われています。以前、エジプト料理「コシャリ」を作った際に乾燥レンズ豆を1kg買ったため、たくさんあります。今回、レンズ豆を消費するために入れてみましたがぴったりでした。
大きさは1つ7mmくらいで、横から見るとまさにレンズのような形。味は特にせず、茹でて戻すと豆っぽいほくほくな匂いが少しします。食感は、少しぷりっとして軽やか。サラダやスープ、カレーなど今までいろんな料理に入れてきましたが、他の食材の味の邪魔はしないけれど、かさ増しにも栄養的にも良い(鉄分が豊富らしい)ので重宝しています。
乾燥のものは、水と一緒に鍋にかけて10〜15分ほど茹でると戻せます。今回のように煮込む料理と一緒に使う場合は戻さなくてもいいかもしれませんが、私は不安だったので野菜を切っている最中に茹でていたら、しっかり戻せました。
ただ、入手しにくい豆だし、レシピ的にはレンズ豆はなくても良いです。 でも他の豆とかも合いそうですね。
また、ベーコンなど肉を入れるレシピも多いですが、私は入れませんでした。入れなくて大丈夫かな、と不安もありましたが、いろんな種類の野菜&それが醸し出す味で十分満足できました!
調味料類
- オリーブオイル(大4) →にんにくと鍋に入れて弱火にかける
- ポン酢(大4)、酒(大2)、みりん(大1)→材料入れ終わったら入れる
- 塩,胡椒→最後に味を整える
普通のラタトゥイユと違うのは、味付けにポン酢などが入る点です。酒やみりんも入れることで、和風に。
作り方
私自身も他のレシピを見つつやったので、ざっくりと書いておきます。
- オリーブオイルとにんにくを鍋に入れて弱火で温める
- 硬めの野菜から炒める
- 火が通るまで少し煮込む
- 調味料を入れる
材料さえ揃ってしまえば簡単です。
感想
一口食べて驚いたのは、心地よい酸味。トマトやパプリカ、ポン酢が効いた、暑さを吹き飛ばす爽快感がありました!にんにくも2かけ入れたことでより風味が増し、食欲もアップ。和風の味付けのおかげか、ご飯ともよく合い、一瞬で食べ終わってしまいました。思い出しただけでよだれが…
美味しすぎて、「私天才かも」と思ってしまうレベルでしたが、夏野菜の素材の味が、料理を美味しくしてくれたんでしょうね。美味しい夏野菜に感謝。
ぜひまた作りたい、夏にぴったりの料理です。
参考にしたレシピはこちら。