ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

電車代月平均668円節約している、回数券の活用術。

以前から、交通費がかさむのが嫌で、チケットショップで優待券や回数券を買って使っていました。

mizukifukui.hatenablog.com

しかし、出かける用事が増えたりする中で、「そもそも、自分で回数券を買って活用すればいいのではないか?」と気づきました。

そうして、乗り越し精算なども含め回数券を活用するようになり、チケットショップもあわせてこの4ヶ月ほどで月平均668円節約できました。カフェや軽い食事ができそうな額なので、結構侮れない額です。

この数ヶ月、どうやって交通費を節約してきたか、まとめてみたいと思います。

※ちなみに、私は横浜市在住・横浜市営地下鉄が最寄りなので、横浜市内・都内(主に市営地下鉄)で活用している方法です。路線や地域が違うとかなり事情が違うと思うのでご了承くださいm(_ _)m

 

回数券とは:10枚分の値段で11〜14枚買える

そもそも回数券とは、規定の区間の切符10枚分の値段で11〜14枚の券が買えるものです。主に駅の券売機で買えます。有効期限は、購入から3ヶ月。

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路線によっても違うと思いますが、ほとんどの場合は、以下のような3種類の回数券があります。

  使えるとき 枚数
普通回数券 いつでも終日 11枚
時差回数券 平日10〜16時,土日終日 12枚
土休日回数券 土日,年末年始の終日 14枚

 

「〜円区間」という発券ができる路線の回数券を活用

回数券は路線・会社によって、大きく分けて2つのタイプがあると言えます。それは、

  1. 「〜円区間」という回数券
  2. 発着駅(〜駅⇄〜駅)が決まっている回数券

というもの。

そして私が主に活用しているのは、1の「〜円区間」という回数券です。なぜかというと、

  • 汎用性が高い:その額に当てはまる区間ならどこからどこへ行こうと使える
  • 乗り越し精算の時には、運賃の差額だけ払えば良い路線が多い(少なくとも、私がよく使う横浜市営地下鉄や東急はそう)
    例:250円区間の回数券で280円区間に乗る→30円精算

という理由からです。

 

最低限の区間の回数券+乗り越し精算

そしてこういった回数券の活用方法は、最低ここまでは乗る、という区間の普通回数券を買っておき、それより先に行く時は乗り越し精算する、というものです。

こうすることで、1区間分くらいはお得になります。例えば、横浜市営地下鉄の今の運賃で、250円区間の回数券を買っておくと、

  • 250円区間普通回数券=11枚2500円=1枚約228円
  • 280円区間=228+30=258円
  • 310円区間=228+60=288円

という計算になります。

今はIC(SuicaPASMOなど)と切符で運賃に差額があり、横浜市営地下鉄だとICの方が最大8円安いです。それでも、普通にICで払うより、上記の回数券活用の方が安くなります。ICの運賃と回数券(+乗り越し精算の合計額)を比較してみると以下↓のような感じ。

切符 IC 回数券(+精算) 差額
250円区間 242 228 14
280円区間 272 258 14
310円区間 304 288 16

ICと切符の差額がありすぎる区間は、チケットショップでも取り扱いがなくなっているか、あっても大してお得じゃないので、この方法が効きます。

また前述の通り、回数券には有効期限があり、購入から3ヶ月というのが基本です。なので、その3ヶ月の間にどこをどれくらいの頻度で行き来するのかというのが大事。同じ駅の間を頻繁に行き来することが多いなら、普通に回数券を使えばいいと思いますが、「路線自体にはそれなりに乗るけど区間はバラバラ」という場合は、上記の方法は使えます。 

ちなみに、乗り越し精算は、改札の精算機で現金でするか、改札の窓口でお願いしてICで払うこともできます。

 

時差12枚、土日14枚はかなりお得。チケットショップでも安い。

よく利用する日時に「時差回数券」「土休日回数券」が使えるなら、かなりお得です。

ここで注目なのが、時差回数券。名前だけだとオフピークの対象の時間にしか使えなさそうですが、土休日終日も含まれるのです。これ、途中で気づいてかなりびっくりしましたw 「週末に使いたいけど14枚は多い」などの場合にも活用できます。

また、チケットショップでもそれなりにお得な値段で売られています。

 

発着駅が決まっている回数券ではできない

上記の活用法は、発着駅が決まっている回数券ではできません。私の地域だと、京急や相鉄がそのパターン。区間外はその駅間の普通の運賃を払うことになるので注意が必要です。

 

デメリット

さて、この回数券活用のメリットはそのまま「交通費が浮く」というので良いかと思うのですが、もちろんデメリットもあります。

一つは、把握すべき情報が多いこと。というのは

  • 使いたい区間の料金
  • どの区間にどれくらいの頻度で乗っているか
  • 持っている回数券の残数と有効期限の関係

などなど。「そんなこと考えるくらいなら、お得さなんか…」と思う人も多いと思います。

どの区間にどれだけ乗っているかというのは、家計簿アプリで緻密に記録をつけてわかったこと。そういう几帳面さも求められるかもしれません。

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二つ目は、精算が面倒であること。区間外の方が頻度が高い場合、毎回のように精算しなければならなくなります。

三つ目は、現金払いが増えてしまうこと。券売機で回数券を買うときや精算機で精算するときは基本的に現金払いになります。キャッシュレス決済を活用していて、持ち歩くお金を減らしたい身としては大きなデメリットです。だからと言って、毎回精算などを駅員さんに頼むのも面倒。

 

まとめ:面倒だけど、やる価値は感じています。

上記の通り、そんなに単純でもなく、説明するのに2000字も使ってしまっているほどですが、交通費は節約したい気持ちが大きいし楽しんでもいるので、やる価値は感じています。チケットショップと併せて活用していきたいです。