ふーみんLABO(仮)

26歳女が「納得できる自己紹介」を目指して執筆中。エコ・節約・映画など、私の頭の中を可視化するため、とりあえず色々書いてみようという実験です。

ゴミ拾いの成果や仲間が可視化できる!ゴミ拾いSNS「ピリカ」を使い始めてみた。

先日、「マスクポイ捨て増加」という内容を伝える新聞記事で、データや代表の話が使われていた「ピリカ」というアプリ。

(※このブログで取り上げた新聞記事です▼)mizukifukui.hatenablog.com

記事を読んで、「何だそのアプリ?!」と気になり、早速使い始めてみました。

 

ピリカとは

sns.pirika.org

いわば「ゴミ拾いに特化したSNS。ゴミ拾いの投稿をしあえるサービスです。日本国内だけでなく、世界でも使われているそうで、その国数は先日100ヶ国を突破したそう。

アプリを起動させると、自分のいる場所の地図が表示されます。投稿がある地域を表示すると、その投稿が下の方に現れて、読んだりコメントしたりすることができます。画面右下のボタンから、投稿をすることができます。

例えば横浜市の中心部のほうを表示してみるとこんな感じ。▼

f:id:m_crescent:20200501233922j:image

 

この数日で2回ほど、ピリカを使いながらゴミ拾いをしてみました。それぞれの機能と、それに対する感想を書いてみます。

 

投稿する

ゴミ拾い中にゴミを見つけたら、アプリを立ち上げ、拾ったゴミの写真や位置情報などをアップします。

投稿にはコメントやハッシュタグもつけられます。ゴミの商品名のハッシュタグをつけたりすると、解析に役立つそうです。

少し経つと、それが地図の上に反映されます。タイムラインなどから投稿を見てくれた人が、他SNSのいいね!ならぬ、「ありがとう」を送ってくれます。これ、地味に嬉しいです。笑

ゴミ拾いは一人でやっているし、近くに人がいても特に何もなくスルーされるので(そりゃそうだけど。でも1度おじさまに「ありがとう!」と言われたことがあります。「こちらこそ、言って頂いてありがとうございますm(_ _)m」という気持ちになりました)、ボタンのタップやコメントだけでも「ありがとう」と伝えられると嬉しいものです。「見ていてくれる人がいる!」という実感にも繋がります。

一方、今のところいまいち調子がつかめないのは、投稿するタイミング。一通りゴミ拾いが終わった後に1回まとめて投稿するか、ゴミ1つ拾うたびに逐一投稿するのか…。他の投稿を見た感じでは、どちらのタイプもありっぽいなあと見ています。

おそらく後から位置情報をつけて投稿することはできないので、家についてから投稿はできなさそう。そうなると、一通り終わった時に1回投稿するのが妥当かも。でも、商品名をできるだけ書いて投稿したい気持ちはあるので、集めたゴミの中身をまた確認して商品名を羅列する作業なんてしようと思えないしな〜。

でもその場でいちいちやるのは面倒。そして、道端でゴミを撮ったり、そのままゴミを片手に立ち止まるというのは、なかなか怪しい(笑)

そんなわけで、今のところの私の投稿方法は「家に近過ぎない場所で、めぼしい商品パッケージを拾ったら投稿」という感じになっています。特に商品名とかわからないものを拾った時までいちいち投稿すると進めないので…。また、家に近い場所だと近所が特定されそうなので、人通りがそれなりにあるところで拾ったものならまだ良いかなと思っています。

 

アカウントのページ

自分のアカウントのページでは、これまでの投稿一覧(地図での表示も可)、月や日ごとに拾った物の数などをグラフで確認できるようになっています。グラフのページはこんな感じ。▼

 f:id:m_crescent:20200501231735j:image

私はこれまで、ゴミ拾いをした日は大体のルートとともにスマホのカレンダーに記録していました。でも、さすがに拾った物などは記録してません。ブログのネタにするときは写真を撮ることもありますが、それでも使ったらすぐ消します。ゴミの写真なんかスマホ内に残しておこうと思わないし…。

ですがピリカを使うことで、細かい記録がつけられて、自分でも達成感を得やすくなります。さらにそれがデータとして活用されたり、「ありがとう」やコメントをもらうこともできるのです。

 

他の投稿を見る

地図やタイムラインから、他の投稿を見ることができます。各投稿の画面では、左下のマークを押すと「ありがとう」を送れます。

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受け取る側として「ありがとう」を送られるだけでも嬉しいと実感しているので、積極的に自分からも「ありがとう」を押すようにしています。

 

「ポイ捨てする人<拾う人」となるために。

前から思っていたことですが、道端のゴミがなかなか無くならないのって、「無関心な人が圧倒的に多いから」だよなあと。ポイ捨てする人の人数はそこまで多くなくても、ゴミに無関心だったりそのままにする人が多いと、ゴミが溜まっていったり、ポイ捨てしても良さそうな雰囲気に繋がってしまうんだと思います。

だからせめて、ポイ捨てする人より拾う人の方がちょっとでも多くなれば、だいぶマシになるんじゃないかなあと思っています。「ゴミを捨てる人がゼロになる」のも「みんながゴミ拾いをするようになる」のも理想ではあるけれど、さすがにそれは無理なので。

そんな「ゴミ拾い仲間」を、身の回りには見当たらなくても、お互いに知って励みにできるアプリでもあります。でも息苦しさはなく、「今日も頑張ってる人がいるなあ〜」「ありがたいなあ」と思える程度の、ゆるい繋がりなのも魅力です。

このアプリとの出会いで、ゴミ拾いの楽しみが増えた気がします。これからもしばらく使ってみます。

 

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